生まれてこのかた、今まで買って来た、全てのコンピュータ関連製品の中において最大容量のメインRAMモジュールとなります。
あの世界最高峰のゲーム機「プレイステーション4」の8GB(超高速GDDR-5)が、我が家の最大容量でしたから、単純な容量だけなら、ようやくPCが首位の座を奪還です。
とはいえ、こ、こんな簡易包装でええんか・・・。
まず、当然ですが完全にシャットダウンし、電源ケーブルを抜きますが、さらにバッテリユニットも取り外します。
さらに、作業の前に、金属製の机に触って静電気を逃がしています。
何の罠ひとつなく、ネジを2つ素直に外して、大きくて取り外しやすい蓋をポンと外すだけ。
かつて換装済のHDDと、メインRAMモジュール(2枚)が大きくガバッと見えています。
取り外す時は、メインRAMモジュールの基盤を左右から固定している金属製の爪を同時に広げるだけ。
爪を広げると、反発力でモジュールがパチンと起き上がって来るので、2枚とも外します。
奥のスロットは「パチン」という音がするまではめ込みます。
手前のスロットは、特に手応えがありません。
これで、いよいよ人生最大容量の16GBの装着は終わり・・・!
この素直っぷりは、さわやかな感動すら味わえますね。
特にコツとか書く事がねーーー(笑顔)。
ドキドキしながらWindows 10を起動。
当たり前ですが、別にHDDをSSDに換装したわけでもないため、メインRAMモジュールを4GBから16GBに増加させたからといって、スピードはこれっぽっちも上がりません!
すげーーー地味ですが、エラーなく起動出来るのがまず第一ハードルクリアです。
ちゃんと16GB認識しています。
ただ、カタログ上は8GBまでのマシンなので、16GBは規格外になりますので万人におすすめはできない感じですかね。
いきなり元の4GBを超えた容量を消費しにかかるのを見てしまい、やっぱり4GBは厳しかったのか?というところ。
30枚とか一気に開いても大丈夫。
メインRAMがみるみる埋まり、一時は16GBパンパンまで使い切ってしまい、仮想メモリへのスワップを発生させてしまい、あわてて閉じまくるところまで行きました。
今までと全く同じです。
エラーが無いだけ御の字。
すげー地味です。
しかし!!
しばらくは地味ですが、しばらく作業をしているとメインRAMが埋まって来る! 埋まるっても全く速度が落ちないという恩恵がかなりスゴイ!
メインRAMにしても、実際に使用中のアドレスだけでなく、「スタンバイ」というキャッシュ用のアドレスがあり、これがじわじわと広くなって行くので、システム全体のパフォーマンス改善も大きく期待出来るわけで、時間の経過とともに快適度が上がってくる感じです。
まだ初日ですが、感覚で言うと、メインRAMの容量は8GBまでにして、ストレージをHDDではなくてSSDに換装する方が劇的な高速化が味わえると思います。
ただ今回はどうしてもメインRAM容量を16GBにしたかったのでやりました。
もうずっと、余裕しゃくしゃくのメインRAM容量なんて味わってなく、いつもギリギリか余裕があってもほんの少し。
今回のように使いきれない大容量のメインRAM容量ってのを、一回は体験してみたかったのです。
