今年は、年末年始に大仕事があるため、体調管理を万全にせねばならず、クリスマスにどこか行ったり、寒い朝に写真撮影するというのもぐっと我慢の年です。
しかし、せめてこれはやりたい・・・という事で、購入する目線で、PCをガッチリと確認して来ました。
それぞれのPCで、はなはだ短時間で簡単なものではありますが、JavaScriptをメモ帳で作り、ブラウザで実行し、使いやすいのかどうか? という、PC購入の最終段階にしかやらない最重要フェーズ実施です。
■まず、「ないな」というPC
↑まず、具体的な機種名は挙げる事をしませんが、最終段階の購入チェックで「これは、(あくまでも個人的に)ないな」というPCです。
やはり、手に刺さる、食い込むPCは、ないなです。
角が鋭くて、入力しようと手を伸ばした時にグサッと刺さるようなPCは、たとえCPUが1兆ギガヘルツのCore i9000000だったとしても(ねーよ)一瞬で「ないな」です。
偉そうに書いてて恥ずかしいし申し訳ないのですが、それだと話が進まないので、謝罪しつつ先に進ませて頂きたい。
あと、エッジをシャープにするという名目で、やたらとボディラインが鋭角なPCは、持ち上げた時に手に食い込んで(あくまでも個人的に)精神的に厳しい!
これもカッコは良いのですが、ないなという感じ。
このあたりに妥協すると、カメラもゲーム機もですが、ずっと精神を削り取られてしまって、最後は疲労困憊してしまうので、絶対に譲る事はできないポイントです。
↑手に刺さるボディラインや角も厳しいですが、これも厳しいというのは変則的なキー配列、キーサイズです。
たとえば、右のShiftキーがめっちゃ小さいとか。
Windowsガジェットとか、本体サイズが異様に小さいなど、特殊な事情があるのならばしょうがないですが、ボディサイズにとても余裕のある機種ほど、変則サイズをやりたがるような気がして激しい理不尽さに頭を悩ませます。
キー配列やキーサイズは個性を出す場所ではない・・・というか、個性はいらないです。
リターンキーは縦に大きく、Shiftキーは良サイド横に長く、スペースキー親指の位置に長く、カーソルキーの周囲には他のキーを混ざらせないというのは死守して欲しい。
↑素晴らしい、良い!!という例は、こんな感じです。
角が丸くなってて、当たっても刺さらない。
重たいPCで角が刺さるようなPCだと、下手すると怪我しそうだぞよ。
■Core i3、Core-mマシンはないな
↑ちょっと予想外だったのは、Windowsガジェットとか特殊な場合をのぞいて、Core i3、Core-mマシンはないな・・・というところ。
明かなローエンド狙いのPCであるのに、Celeronに対してプレミアム価格をつけているため、とても値段が高く感じられてしまいます。
正直、もう少しお金を出してCore i5マシンを買いたいという気持ちしか出て来ません。
Core i3がCeleron N3350やN4000の価格に来たら、とてつもない大逆転スーパーCPUになれるのですが・・・。
このあたりは、CPUメーカーのインテルが昔からやってる「インテル政治」とでも言うべきドロドロした商売が絡むのでなかなかエグイ話になりそう・・・。
■ZenBook 14 UX430UAがすごい!
↑ずばり、これは良いというノートPCは、9万円台で買える!! Core i5搭載の14インチ薄型ノートの「ZenBook 14 UX430UA」です。
正直、今はどのノートPCも値段がえぐい。
そんな中で、他を圧倒するコストパフォーマンスです。
マザーシップPCを探している最中で、万が一マザーシップPCが故障してしまったら、とにもかくにもこのPCを買うしかないなという所です。
キーボードの入力も快適です。
プログラミングで注意しないといけないのは、HOMEキー、ENDキーが、Fnキーとの同時押しじゃないといけない点。
これは、個人的に大絶賛の格安節電PCのASUS E203NAも同じではありますが、よりシリアスな用途に突っ込む可能性のあるマシンだけに、ここは使ってみて納得出来たら買いという所。
それと、なぜ? どうして? とASUSのCEOさんに直接聞きたいのが、DELキーの位置に電源キーを置く謎の設計を推している点。
ひっこみ付かないのかも知れないけど、DELキーの位置に電源はアカン。
ローエンドのASUS E203系ノートは何の問題もないのに、高性能機がやってるのはアカン。
↑ZenBook 14 UX430UAは、天板がド派手。
深いブルーに模様が仕込まれていて、実に芸術的です。
ノートパソコンには見えない、アーティスティックな何かかな?と視線を集めるでしょうね。
指紋つきまくりではありますが、これはこれで十分に個性としてアリ。
↑唯一、超残念なのが、フルサイズのSDカードスロット。
カードが頭しか入らない!!
100%本体内部にmicroSDカードが収納されるASUS E203系ノートとは違い、メモリカードをストレージとして常時使用することは形状的に無理と言わざるを得ません。
これからは、メモリカードスロットがある、ではなく、完全収納されるのかどうかで判断したいところ。
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■超絶高級感のHP Spectre x360新型
↑とてつもなく外装の美しいPCがありました。
HPのSpectre x360というモデルの新型です。
Webで見たイメージ通りの高級感で、しっとりした本体に、ピンクゴールドの縁取りが心をとらえます。
「ないな」と断じたエッジがシャープなPCではあるのですが、カッターみたいに鋭い角ではなく、面取りして多角形状態にし、鋭さを分散してあるのでこれならギリギリ大丈夫。
圧倒的な高級感、凝り具合で、こんなんよう作ったなぁと見とれてしまいます。
高級筆記具みたい・・・という個人的に最上位の賛辞を贈りたい。
↑角が刺さるどころか、面取りしてあり、USBケーブルも斜めに装着されます。
このノートPCは、インテリアとして飾っても通用するハイグレードなもので、高級感としては、もしかしたらですが世界でもナンバーワンになりうる逸材ではないかと思います。
ノートPCのスペックはすぐに陳腐化すると思いますが、Spectre x360であれば、どんな時代でもオーラを発散して通用しそう。
高級なノートPCが欲しいと思ったらこれ!
↑Spectre x360は、高級品オーラがめちゃくちゃ出ているだけでなく、実用性も揺るぎない。
液晶モニタを逆方向にぐるっと折り込んで、タブレットや、中間状態で立てたりできます。
遥か昔に流行った「多機能ペンケース」みたいな遊び心があってお得感まであります。
逆方向に折りたたんで、キャンバスにして絵を描く・・・というアート方面に大きな力を発揮しそう。
↑キーボードは素直でエクセレント。
入力はしやすいし、キー配列、サイズが素直。
こういうのが良いんだよ!!というお手本みたいな配列に拍手喝さいです。
ヒンジもしっかり感あります。
スペック数字だけだと割高感あるのですが、多機能の本体、噴き上がる高級感など、納得感もあって拮抗しますね。
■買うなら何なのか
ここまで来て冷静に考えてみると、まだまだ手持ちのマザーシップPC「Aspire 5750G」は健在。
故障したら大変な事になるため、後継機の選定をしているのが本来の筋です。
健在なうちはまだまだAspire 5750Gを使い続けたい!!
ここで高価なPCを買う時ではないけれど、マザーシップPCが故障してしまった時に、選びたいマシンは色々と絞り込めました。
買い替えではなくて、買い増しとなると、なんやかんや、格安節電のASUS E203MAが一番だなと。
デザインも色合いもキーの入力しやすさ、値段、全てこれが一番かも知れない!