前々から欲しいなと思っていながらそのままにしてた「CONTROL(コントロール)」です!!
ゲームの可能性を広げる独特の世界観!!
映画や小説には娯楽を度外視した「作家性の強い作品」というタイプがありますが、CONTROLはまさにそれ。
常に悪夢の中を歩いているような、得体のしれない不安感に包まれています。
↑まずこれホラーゲームではないのですが、半端なホラーでは歯が立たないくらい怖いです。
怖がらせようとしては作ってないのに、地の底からにじみ出るような不安感があって、こっちが勝手に怖がるタイプ。
↑主人公のジェシーが孤独のグルメみたいにめちゃくちゃ心の中でしゃべるんですが、意味不明な事ばっかり言ってて何も頭に入って来ない!!
これは批判ではなくて、そういうのが逆に不気味過ぎてハマってます。
「私たちはそのポスターを見つめて、その部屋とポスターが世界の全てだと思っているわ」なんてセリフを、悲痛な感情を込めて叩きつけられても、どうしたらいいんですか?という感じです。
この雰囲気を楽しめる人には、「ゲームが新しい世界を開いてくれた!!」と喝采かと思われます。
センスの良さと技術力の高さがエグすぎる
それとセンスの良さが光っているのと、事前の予想通り、技術力がエグいくらい高いです。
ザ・ラストオブアス、アンチャーテッド、アンティルドーンとか、「PS4いくら何でも強すぎるだろう」と思わせられるタイトルは数多ありますが、これもその中に数えられる。
↑とにかく唖然とするくらいの技術力です。
これだけの画面を作ってビュンビュン動かせるという。
しかもCONTROL、本作は見た目だけではないです。
まだプレイ時点では出てきてませんが、画面の中に出てくる大量のオブジェクトを操る事が出来るというゲームデザインなので、この出てくるオブジェクト類が動かせたり破壊出来たりするんですよね。
↑たとえば、机を撃てば書類が舞い散るし、机の上のレトロPCは跡形もなく破壊できたりします。
この多数のオブジェクトを軽々と処理できているんです。
今、2021年の段階で、PS4でゲームを作れていないメーカーはもう浮かび上がる事はできないんじゃないか、そんないらない心配をしてしまいそうになります。
あとPS4って、2013年なのにオーパーツかってくらい性能が凄い。
もちろんPCの方がハイスペックなのは分かるんですが、PS4は専用で徹底的にチューン出来るので、絞り込まれた筋肉という感じがします。
なまじのホラーよりも怖い!!
繰り返しますがこのゲームはホラーゲームではないのですが、やってみて分かるのが怖い!!
↑赤い空間みたいなのが出てくるんですが、「うわっ」と声が出そうになるくらい怖い。
ホラーではないけど怖いって、あのデス・ストランディングもそうだったなぁと。
ちなみにこのCONTROLですが、なんとPS5版にアップグレード可能です!!(より安いPS4オンリー版もあるので注意)。
PS4でこんなに驚きまくってて、PS5いらねーんじゃねーの??などと思うことばかりですが、逆に言うとこんなに高性能なPS4を、軽々と10倍くらい上回るPS5ってどんだけハイパーモンスターなんだよ...とドン引きですね。
PS5とだけはケンカしたくねぇ...!!強すぎて粉も残らねぇで消される!!