2023年11月19日日曜日

(PC)ROG ALLY購入の可能性を探ったが厳しい。ソニーのPSP-Rが自分に合う?

今、百花繚乱の「PC型の携帯ゲーム機」ですが、私も購入の可能性を探ってみました。

非常に評判の良い「ROG ALLY(アールオージー・エーライ)を実際に操作してみました!!

モノは素晴らしいが、持ち味の汎用性は自分には活かせないかも

ROG ALLYは、遊ぶだけでハイ終わり、の携帯ゲーム機なんかではなく、さらに進んで「Windows 11マシン」として使えるという大きなアドバンテージがあります。

性能も非常に高いし、もう勝ち!!とパッと見は思えるのですが、長年、Windowsガジェットに苦しんできた自分にとっては、ここからが絶対に落とし穴になるよなという警戒心が発動してしまう。

店頭で色々操作してみたところ、PCゲームを携帯するという本来目的のマシンならバッチリですが、保険をかけて「汎用的なWindowsマシンとして使う」ってのを重視してしまうと一気に形勢逆転してしまい、やっぱり活かせないかも...となりました。

決してROG ALLYが悪いのではなく、Windowsが悪い部分なのですが、このOSは長年に渡ってちっとも治らない悪い部分があり、それが「物理キーボードが無いとストレスが極端に上がるOS」という病巣部分です。

逆に言うと、この部分をタイプカバーによってキレイに解決している「Surface Go」「Surface Pro」は、破格の良マシンになっているのですが...


ROG ALLYは、異形タブレットとなっているのですが、手軽にキーボードを装着しようとするとBluetoothになってしまう。

Bluetoothキーボードは、接続で手間取ったりする事もあり、使用中の入力安定性が突然厳しくなったりする事があるので、怖くて使いたくないのが本音です...(超重要な入力中に暴走された経験が色々あるので、避けたい)

Windowsマシン用途がエマージェンシーとなると、自分は、それに10万円もの大金を払える身分ではないかな。

本質のゲーム用途すらも、自分の用途はPS5のリモートプレイと、Project EGGのレトロゲームなので、PS5コントローラーをあらためて用意したり、キーボードを用意する手間をかけるなら、最初からノートパソコンの方が楽で安定しててストレスが無い...


結局は、プレイステーション・ポータル・リモートプレイヤーを出したソニーの凄さ

なんやかんや、本質目的のPCゲームを携帯しないなら、当たり前ですが製品の目的と反するため、結局は、プレイステーション・ポータル・リモートプレイヤー(PSP-R)を買った方が幸せになれるという結論です。

あれこれやらなくとも、一つ買えば簡単にPS5につながり、操作性も全く心配ないというのは、こうしたもがき悩みの先に大きな救いとなって現れます。

ただ、リモートプレイは全般的に「遅延発生したら自己責任」ネットワーク環境や自分の用意が悪い可能性高し、となり、ユーザー側には一定水準の知識と解決能力が求められる製品ではあるのですが、ROG ALLYを求める程の高いレベルであれば、全く問題はないかと思われます。

意欲的な製品としてバージョンアップには大いに期待

ただし、手軽に立ったままWindows操作をするという方向性はとても未来あるアイディアです。

現在では、こういう用途であるならば、それこそスマートフォーンが適しているという事もあり(PCゲームをしないなら、Xperia 5シリーズとかの方が幸せになれそうな予感)、試行錯誤の段階ではあるのですが、あと一歩進めば相当良い事になりそう。

端子を増やす、キーボードを何とかする、このあたりが何らかのアイディアで埋められれば大ブレークもありかなぁと。