このブログを見て下さった皆様に、心より感謝申し上げます。名前はゲームブログですが、色々な話題を書かせて頂きたいと思います(大好きな写真/映像/カメラ、ペン、コンピュータ、食べ物、映画、クルマ、家電製品などなど)。 なにとぞ、これからもよろしくお願いいたします。皆様あってのブログです。
2009年7月20日月曜日
ここまでスゴイのか!新型ワゴンR FX Limited II
新型ワゴンRの事が詳しく知りたくなり、家族を連れてスズキのディーラーさんに行ってみました。
ちょうど、カー・オブ・ザ・イヤー受賞記念としてFX Limited IIという特別仕様車が展示されておりましたが、こいつがハンパじゃなくお買い得。
まず、新型ワゴンRそのものが良いクルマ。良いというよりも、ekワゴンと比べると明らかに世代が違います。
ドアを閉めたら、ekワゴンはパァーンという薄っぺらい鉄板音がしたんですけど、新型ワゴンRの音は高級感のあるバスン!という音。最初の時点で、もうボディの造りそのものが全く違うのが明らかで、なんか大ショック。
ボディのデザインや質感は、ekワゴンも十分に素晴らしいので負けてない印象で、普通車はもう必要ないなって思えたんですが、新型ワゴンRはさらに一歩進んでいる印象。
さらに、FX Limited IIは、その装備がハンパじゃない。
・本革巻きステアリング
・LEDサイドターンランプ付きドアミラー
・メッキリング付きのスポーツメーター(スティングレー相当)
・フルオートエアコン
・ekワゴンのようにインパネに空きスペースを作らないフルオーディオ+6スピーカー
・外気温計
などなど・・・。ekワゴンでは設定されない装備や、オプションで買ったら高額になる装備がフルセット。
さらに、クルマそのものが進化しており、残念ながらekワゴンのメカニズムはもはや旧式と言わざるを得ません。
特に、クルマの命とも言えるエンジンは、ekワゴンがやっつけスペックなのは過去にも書いて来た通りであり、対するワゴンRと来たら、可変バルブタイミング+DOHCですからねー。
実性能でも気分でも勝負にならないです。
トランスミッションは、三菱では存在さえもしないCVTが用意されていて、どこまで引き離せば気が済むのかというくらい先に行ってます。
FX Limited IIにはありませんが、新型ワゴンRには、マニュアル車がラインナップされていて、可変バルブタイミング+DOHCエンジンをマニュアルでコントロールする事が可能になっているんですよ。
これはデケー。
これでお値段も安いのだから、たまらない。
4WDのCVT車で、133万350円です。
2WDの4ATともなると、115万5000円で済むわけです。
オプションもフル装備状態だし、この時点でekワゴンをとっくに引き離しているというのに、さらに、エコカー減税と補助金がダブルで援軍に来るのが新型ワゴンRなわけですよ。
ekワゴンには、個人的に大好きなデザイン、装備面では電動スライドドアという大きなアドバンテージはあるのですが、オプションも含めた支払い総額でも負けるし、メカニズムでは相手にならないし、他の部分がここまで「世代違い」となると、「ekワゴンとワゴンRどっちがいい?」と聞かれた時に、「ワゴンR」と答えざるを得ません。
個人的には、次は絶対に三菱なのでスズキワゴンRに浮気する事はありませんが、ここまでクルマの世代が違うと分かると、なんか気落ちしてしまいます。というか体の免疫力が落ちてきた感じ。
それと、ワゴンRは売れて当然という気持ちがさらに強まりました。
うーん。三菱は・・・どうだろう。開発費もなさそうだし、来年とかそのくらいでワゴンRに追いつくクルマなんて作れるんだろうか。無理じゃないかなぁ。エンジンなんか古いSOHCエンジンをずっと使い続けているくらいだし・・・。
ただ、三菱の経営トップの方や技術者の方は、ekワゴンと新型ワゴンRに、世代違いの超大差が付いているのは、言われなくてもとっくにヤバイと思っているはずで、何とかするために鋭意努力中だと信じたい!
(追記)かなり不利なekワゴンですが、運転席に座った時の見晴らしの良さと圧迫感の無さに関しては、実のところekワゴンの方が勝っている感じ。ワゴンRは、ダッシュボードがせり上がっている感じで、メーター類をセンターに寄せているekワゴンの思い切った内装は、パジェロミニと対等以上に張り合える広々感を生んでいます。このあたりの微妙なパンチ力が三菱の粘りってやつかも知れない・・・。