2009年9月26日土曜日

実はキヤノン屈指の名レンズ!EF-S 18-55mm F3.5-5.6 IS




今回の記事では、キヤノンのEF-S 18-55mm F3.5-5.6 ISレンズについて書かせて頂きたいと思います。次回の記事では、実際に撮影した写真を掲載させて頂きたいと思います。

さて、カメラ本体との廉価なセット販売によって、残念ながらかなり低く見られる事がある「EF-S 18-55mm F3.5-5.6 IS」レンズですが、実のところキヤノン屈指の名レンズだったりするのをご存知でしょうか。

重さはわずか200g。単焦点レンズでの撮影の時でも、もしもの場合に備えて躊躇せずにバッグに入れておく事が出来る、極めてコンパクトなズームレンズです。

この軽快な機動力に加えて、描写は全体的に極めて良好
歪曲収差は大きめなものの、広角18mmはキリッとシャープな描写が得られ、まるで18mm F3.5の単焦点のような感覚で使用する事も可能です。

円形絞りを採用しているので、絞りを絞り込んでも、背景のボケ味は素直。とても廉価なズームレンズとは思えないくらい良好なのです。

しかも、このコンパクトボディにして、最新型の手ぶれ補正装置を組み込んでいます。
手ぶれ補正効果は最大で4段分。

さらに、このレンズの真骨頂は、単焦点レンズに匹敵する最短撮影距離25cmの表現力です。キヤノンのズームレンズとしては最強の近接撮影能力を持っているのです。

正直、特に明快な目的もなく高額で巨大なズームレンズを買うくらいならば、ズームは全てこのレンズに任せてしまって、後は単焦点レンズを使うのが良いのではないか・・・なんて思えてしまいます。

このレンズ、ボディが小さいのですけれど、同じく小さいボディのEOS KISS X2と組み合わせると相対的に大きく見えて外観の押しも強く見えます。

EOS KISS X2は、小さい巨人と言える、実に実に素晴らしいカメラですが、EF-S 18-55mm F3.5-5.6 ISは、ズームレンズのベストパートナーかも知れません。

さらに、私が購入した時は、MADE IN JAPANでした。
やっぱり何につけ日本製というのは最高のステータスだし、妙に嬉しいものですよね。