今回の記事では、ハンディカムHDR-PJ760Vの1080/60pで撮影した三沢基地について書かせて頂きたいと思います。
今回は撮影条件がなかなか悲惨で、断続的に繰り返される激しい雨の中、ビニールやタオルでカメラを防御しつつの無茶苦茶な体勢での撮影ばっかりで「あーこりゃ今日こそさすがに駄目かもなぁ・・・」と気落ちしてました。
しかし、いざ自宅でミニ上映会を開催してみると、あんだけメチャクチャな体勢で撮影したのに、さすがの空間光学手ぶれ補正パワー!!画面が全編に渡って感動の安定っぷりで、安心のあまり涙が出そうになりました。
生まれて初めて歩く三沢の市街地ですが、PSVITA(プレイステーション ヴィータ)のマップがあるから全然怖くなかった!です。
地図データは安心のGoogleマップだから、これでもかってくらい詳細だし、電子コンパスも内蔵されているから方角もバッチリ。
同じく電子コンパス内蔵の腕時計、MUDMAN「GW-9300」と合わせて見ながら「おお、合っている合っている」と楽しみながら歩くことが出来ました。
三沢基地の入り口からメインゲートまではかなり距離があるためシャトルバスが運行されていました。
ただのシャトルバスではなくて、そのものズバリの合衆国空軍(U.S. AirForce)のバス!!
バスの内部と窓の外、人間の目で見てもかなり大きな明暗差があったんですけど、HDR-PJ760Vは両方うまく丸めて写しとってくれていますね。
ソニーは、明暗差をほぼ完全にクリア出来る「リアルタイムHDR」撮影が可能な新型センサーを開発しましたが、ここまで写ってくれれば、別にこのままでも大丈夫じゃないかな?と思えるほどです。
米兵さんによる手荷物検査です。
HDR-PJ760Vの撮影を切り忘れていたので、検査シーンが全部写ってました。
カメラがアクロバットしてても、画面はブレずに安定しているという、画期的な映像が撮れるのが、HDR-PJ760Vの空間光学手ぶれ補正の恐ろしさ!!
これは観てて本当にビビります。
カメラがアッチコッチぶん回しされまくりなのに、ピタッと安定した画が撮れている・・・って、良い意味でショッキングであります。
映像がSDからHDに変わった時を画質の革命とすると、HDR-PJ760Vは「撮影の革命」を巻き起こしたのだなぁ、という思いをさらに強くしました。
航空自衛隊の編隊飛行の撮影です!!
初めて、エクステンデッドズーム17倍における高速動体の撮影なんですが、手持ちの無理な体勢でもブレて戦闘機がフレームアウトしたりせず、シッカリとワクに収めて撮影出来ました。
戦闘機もグレートだけど、HDR-PJ760Vもますます惚れ増してしまった!!
このカメラ買って良かったどころの話じゃなくて、これが無かったらどうしようって段階です。
ちなみに、撮影モードは、「i-Auto」モードです。
これは、HDR-PJ760Vが自分でシーンを解析し、最適なモードにしてくれるもの。
確かに調整が気に食わない場面は多々あるかも知れませんが、大切なのは、とにかく雨とかでカメラを調整している余裕が無い場合でも破綻の無い映像は保証されるというのは救いですね。
世界最強の戦闘機F-22ラプターと、誇らしげに見まわる米兵さん。
もっと明るく補正したかったのですが、今回はもう手出ししないで全てi-Autoに任せて撮影しています。
戦闘機の全体撮影をするとなると、HDR-PJ760Vの広角26mmレンズは目の覚めるような威力を発揮してくれますね。
ワイドコンバージョンレンズを付けないのにこれだけ写るのは感動の一言。
四隅の流れとニジミ、大きな歪曲収差に泣かされる時代がついに終わったわけですし。
また、ファインダーに接眼してシッカリ撮影出来る状況になると、手持ちなのに三脚撮影に匹敵しているのも、毎回毎回驚く点。
エクテンデッドズーム17倍による、航空自衛隊F-2戦闘機の二機同時テイク・オフシーンです。
442mmという超望遠で、猛烈なスピードの被写体を手持ちにて追尾!!なんて、今までなら無謀だろって話ですけれど、HDR-PJ760Vは被写体を一度もフレームアウトさせる事なく滑らかに追いかける事が出来ました。
昔だったら、プロのカメラマンさんが、何年も経験を積まないと到底無理だった局面じゃないかなーとか思いますね。
ホント、戦闘機って"凄さのレベル"が段違いですね。
経験が全然無いシロートの私は、もうF-2戦闘機のド迫力に飲み込まれてしまって、カメラの水平を合わせる余裕がありませんでした。
しかも、無意識のうちに発声した「すげぇーっ」て声が収録されてました。
ほとんど真上を見上げる形になったF-2戦闘機の編隊撮影。
1080/60p映像だと、写真を撮っていなくとも200万画素で静止画を切り出せるのはやっぱり大きいですね。
800万画素の4Kカメラが普及すると、業務用バージョンなんかであれば、多くの場面で一眼レフもいらなくなる時代が来てしまうかも知れないですね。
HDR-PJ760Vは、空間光学手ぶれ補正の事ばっかり褒めてしまいましたが、そればっかりではなくて、心から良いカメラです。
タオルやビニールで対策してても、やはり防ぎきれず、かなり雨に濡れてしまってベトベト!!という状態になりましたが、しっかり動いてくれました。
でも、本当はそういう状況に陥らせないように私が注意すべき事であって、本当にヘボで申し訳ありませんでした。
参考までに・・・
帰宅後にしたカメラのケアの方法をご紹介いたします。
(1)いったん水で濡らしたタオルで拭く
(2)乾いたタオルでおおまかに水分を吸収
(3)ティッシュで仕上げ
(4)乾燥剤と一緒にカメラをケースに密閉(なければゴミ袋に密閉)。
(5)一晩おく。
ちなみにEOS 7Dとレンズも上記のケアを施しました。
絶対の絶対にやってはいけないのは、水分つけたまま袋とかに入れてしまう事。
気がついたらカビまみれという最悪の結末になってしまいます。
それと、毎回毎回、HDR-PJ760Vを褒めまくりでうるさく思われるかも知れませんが、すみません。
ただ、感動すると止まらなくなる性格だし、毎回HDR-PJ760Vは良い映像を捉えてくれるので今後も感動しまくりだと思います・・・