これまで充電インフラが整備されていない不安から、所有の検討をして来なかった「アイミーヴ(i-MiEV)」ですが、あまりにも現在の愛車のアイちゃんが素晴らしいため、その勢いでもって、もしもアイに何かあった時の次期愛車として、本気で検討し始めました。
アイミーヴには、本体価格が約380万円のタイプGがありますが、愛車と全く同じ顔(ハロゲンヘッドランプ)を持つ、約280万円のタイプMが行ければいいなぁと。
アイちゃんを家族に迎え入れたばっかりで、今すぐ買うとかいう話にはなりませんが、将来を見越して勉強です。
三菱ディーラーさんの話を聞き、実際にアイミーヴMを所有なさっているオーナーさんのブログを拝見し、知識の空白を埋めるためにもがいています。
タイプMは、バッテリの容量がGよりも少ないのですが、何とGよりも急速充電の繰り返しに強いのです。
問題の充電ですが、家庭では実用上200Vのコンセントを用意して、そこで約7時間の充電になるでしょう。
しかし、特定の場所に用意されている急速充電器であれば、大体10分間程度でチャージ終了(80%で打ち切り)という早さ。
アイミーヴは家庭用の100Vでも充電出来るため、うまくすればですが、割りとあっちこっちでチマチマ充電出来て、いざとなればガソリンの発電機で無理くり充電する荒業も可能というため工夫マインド熱が吹き上がりそうな感じです。
これは、我が家の大切な家族アイちゃんです。
本当に電気自動車とシャーシが完全に同じ。
気に入ったアイの全てをそのまま継承して、ポンと電気自動車に乗れるという奇跡的な状況が用意されているわけで、これは本当に泣くほどありがたい。
アイミーヴMとアイの外観で一番違うのは、アイミーヴにはマフラーが存在しないため3リンク・ド・ディオン・アクスル式サスペンションが丸見えになっている、という点ですね。
洗車の時に、ボディまではピカピカにしても、タイヤや足回りには気が回らないというのはありがちですが、アイミーヴでは下回りもきっちり手洗いしておかないと目立つかも。
この写真は、私のアイちゃんの下回りですが、サスペンションそのものはアイミーヴMと同じですね。
もともとアイは、世界初の市販電気自動車となるべくして、(軽自動車規格の中とはいえ)自動車技術の叡智を結集して開発された名車であるため、ガソリン車がむしろ電気からの派生モデルなのかも知れません。
アイから降りるたびに、常備している下回り清掃用のタオルでもって、テールパイプとリアサスペンションをサッとでも拭くようにしてます。
しかし、マフラーという高熱パーツがあるため、油断すると腕に茶色い切り傷のような火傷を多数作る事になり割りと危険。
アイミーヴにはマフラーが無いため、走行後のリアサスペンション清掃は劇的に楽ちんになるのは間違いありません。
この写真は、私のアイちゃんの3B20 MIVECターボエンジンですが、心配なのは、果たして電気モーターに、この素晴らしいガソリンエンジン程の愛着が持てるだろうか?という点です。
まぁ、そんな事よりももっと他に心配する事があるだろう状態ではありますが。
気になる後続距離は、運転がうまいと航続距離か伸びて下手だと短くなるとしかいいようが無いので、やってみないと分からないというのが本当のところみたいです。
三菱の技術者さんの話によると、「ともあれガソリン車のつもりで考えなしに飛ばしたらアウト」みたいで、まぁ確かに分かる気がします。