2013年7月17日水曜日

自宅の引き出しからの発掘品「三菱鉛筆エクシード(EXCEED)多機能ペンMSE-1000EX」

昨年の話ですが、私がペンに急激に興味を覚え始めた秋ごろ、自宅の引き出しに何か良いペンが眠っていないかな?っと、必死で"発掘作業"をしていた時期がありました。

その時に"発掘"した一筆「三菱鉛筆エクシード(EXCEED)多機能ペン・MSE-1000EX」について、記事を書かせて頂きたいと思います。

MSE-1000EXは、本日時点でまだ現行販売品のようです。

形状的には、いわゆる万年筆フォルムに加えて、艶ありブラック樹脂と、イミテーション・ゴールド・コーテイングの援軍があって、パッと見の高級感は大したものであります。


天冠部分からの眺めも、万年筆のスタイリングを踏襲しているため、とにかく落ち着いていて立派だと感じられます。

ただ、素材がオール樹脂のため、いったん手にとってしまうと見た目に重みがある分の反動で、軽い本体の手応えにガッカリするかも知れません。


ペン先の切り替えは、さすがにガチャガチャしていて、メカニズム的にはごく平凡なものになっています。

ただ、油性の赤・黒ボールペンを内蔵するため、どんな場面でもどこへ持って行っても大活躍出来るペンなのは間違いありません。


シャープペンシルは0.5mmで、ノーズコーン(口金)周りの剛性はやや緩い感じ。

日本製の多機能ペンだから、基本性能には何ら問題はないものの、数ある定価ベースで1050円クラスの多機能ペンの中では、性能だけを言えば・・・やや厳しい部類に入るかなぁという所ですね。

ちなみに、"発掘"した時には、ペン先に芯がガッチリと詰まっていて使えませんでしたがなんとか地道に修復しました。


書き味などは、やはりややペン先が緩い感じがするかな。

ただ、この万年筆スタイリングの立派さは、どこへでも持って行きたくなる事請け合い。

そして、書き味は平凡かも知れませんが、0.5mmシャープペン、赤・黒の0.7mmボールペンが備わっているため、メインの役割はもちろん、念のためペンケースに備えておく念のための助け舟役としても活躍の場は幅広いものがあります。