2014年9月7日日曜日

震災と、その後の地元民なら震災のドラマチックな写真よこせやーの大合唱に萎えて、写真撮る意欲が失われつつあったけれど、大切な人に色々な写真お見せしたいとか、色々あって、だんだんと写真撮りたい意欲が復調して来ました。

機材面では、心より素晴らしいと思う、EOS KISS X7、EOS 6Dの登場、極薄タブレットカメラのXperia Z Ultra内蔵コンデジの頑張りとかにも触発され、手持ちのEOS KISS X2にさらに惚れ直したり。

とまぁ、色々ありました。

今回の記事では、EOS KISS X2と、EF 50mm F1.8 IIレンズに、最短撮影距離を短縮して撮影倍率を最大0.39倍までに高める「純正エクステンションチューブEF12」を使った写真を掲載させて頂きたいと思います。

■EF50mm F1.8IIレンズが!
なんと倍率0.39倍のコンパクトマクロレンズになる!?
エクステンションチューブEF12


EOS KISS X7の登場等によって、今、ひときわ強く注目されているキヤノン渾身の軽量レンズ「EF 50mm F1.8 II」ですが、エクシテンションチューブEF12を装着する事によって、さらに面白く進化します。

描写は、本家マクロレンズとは異なり、えらい収差(にじみ、色ズレ等)が出るのですが、収差もちゃんとした個性、描写の妙味として楽しめるというのが、優劣や数値一辺倒とは無縁の世界、そう、筆記具や家具や時計の世界と肩を並べる「レンズ」という世界の奥深いところであります!!



■写真撮ってみる

庭のハイビスカスを、絞りF/2.8で撮影してみました。


こちらはハイビスカスのつぼみ。
こちらも絞りF/2.8で撮影してみました。
本家マクロレンズだと、タムロンがF/2.0を発売してはいますが、普通はF/2.8が開放ですよね。
EFレンズは元々「収差を味として残存させる」という、フィルム時代の個性重視設計でしたが、エクステンションチューブだとそういう味に魅せられた開発者達の気持ちが、1/1000くらいは分かった気持ちになれるような(弱気)。


凍らせたぶどうを、絞り開放F/1.8で撮影してみました。

F/1.8ともなると、かなりフワーッとして来ますが、私はあまりキリキリしてないのが好き。
ちなみに、凍らせたぶどうは、とっても美味しいです!!


これも開放F/1.8のバナナ。
なぜバナナ、それは食卓にのぼったから。
そう、EOS KISS X2とEF50mm F1.8+EF12は、機材がコンパクトカメラみたいに小さいから、手持ちでささっと撮れて、食卓でも家族に邪魔にされにくい。

EOS KISS X2も、レンズも、どっちも最高に気に入ってるし、これからもどんどん写真撮りたい!!