アイは2006年生まれですが、現在のプレミアム型軽自動車の元祖と言えるだけあり、標準でキーレスエントリーシステムが搭載されています。
これは良い事ばかりではなく、いずれ必ずキーに電池切れの時が来てしまいます。
今回の記事では、キーの電池交換について書かせて頂きたいと思います。
↑アイに標準搭載のキーレスエントリーシステムのキーです。
これを身に着けているだけで、運転席のドアのノブもしくは、テールゲートのノブを引くだけでキー開錠(アイのバージョンによって異なるようです)。
エンジン始動は、押しボタン方式ではなく、ガス栓のようなコックをひねる方式になります。
電気製品を彷彿とさせるボタン方式より、クルマらしいひねり動作の方が好き、という方もいらっしゃるかと思いますが、実は私もです。
↑アイのキーには、電池用のフタというのは無く、キー本体を、側面から、表と裏の2パーツにパカッとこじ開ける事になります。
精密ドライバーがあれば安心です。
↑アイのキー本体をパカッと2つにこじ開けるわけですが、注意点がございます。
あわてて側面の合わせ目に無理やり精密ドライバーを突っ込んではいけません。
キーの後ろに、ちゃんと精密ドライバー(等)を差し込むための凹みが造形してあるので、ここに差し込みます。
さもないと、ぴったりと合わされた合わせ目に無理やりドライバー(等)を突っ込んで、穴傷を付ける羽目になっちゃいます(経験談)。
肝心の電池ですが、アイのキーの電池は、専用開発品の塊のクルマ本体と異なり、さすがに特殊専用品では無い、手軽にどこでも買える「CR2032」というメジャーなボタン電池ですので安心。
家電量販店だと、2個セットで300円切るものからあり、入手性が優れているのが救いです。
↑本体をパカーンと2つにこじ開けると、完全に内部が露出するので、電池の場所も一目で分かりますね。
基盤は、水滴が隙間から入らないよう、赤いゴムでシーリングされてはいますが、せいぜい汗とか小雨に耐える程度だと思われるので、G-SHOCKのように流水でガシガシ洗ったりしてはいけないはず。
↑CR2032ボタン電池は割とガッチリとはめ込まれているので、精密ドライバーでポコッと外してあげます。
プラスとマイナスですが、キー側にでっかく「+」マークがあるので分かりやすいですね。
↑キーを元通りにはめ直して完了ですが、こわごわやると浮いたまま元に戻らないので、しっかりと「パチッ」と音がするまで力を入れてはめ込むのがポイントです。
ちなみに、このアイのキーには、完全に電波が切れても大丈夫なように、電波を使わない従来型の物理キーも隠されており、昔ながらの直接キー差し込みにも即応出来るので安心です。