個人的に世界一の名車と思い、あの東日本大震災の中で家の代わりにもなって家族の身を守ってくれた愛車「パジェロミニ」が、走行距離23万キロで亡くなってしまいました。
20万キロオーバーでも全く問題なく調子が良く、またしても新車を購入することなく車検を通し、目指せ30万キロと思っていたのですが・・・
記録的な寒波の中、仕事で遅くなり、極めつけの寒さに長時間晒されたパジェロミニのエンジンをかけると異音が。
やがてエンジンがすぐに停止するようになり、業者さんに診てもらったものの原因がよく分からず。
バラしてみると、全体的に経年劣化していて、どの部品を交換すれば完治するってものでもない(事実上修理不能)らしい。
今までが奇跡的なバランスで保っていたということで、まさに極限まで頑張ってくれたパジェロミニとついにお別れする事にしました。
機械、クルマというけれど、ここまで一片の掛けも値なしに命がけの信頼をおく存在がありましょうか。
大切な人様や、自分の命を無条件で預けてしまえるとてつもなく重たく、時として人間を超える人間になりえる存在。
パジェロミニとの別れの悲しみは大きいけれど、本当に色々とディーラーさん、職場の方、家族には助けて頂きました。
その感謝の恩返しと言ったらおかしいですが、決してパジェロミニの悲しみ事をブツブツと口にしないと決めました。
前に前に進むのみ。
ただ、ただ、今までありがとうパジェロミニ。
■新しい「命」が来る!■
今は、ディーラーさんのご厚意によって、なんとEKワゴンを代車として貸して頂けることになり大感謝。
パジェロミニはもう生産中止になっている上に、5MTターボなんていつまで待っても手に入るわけもなく、今回いよいよ現実的ではなくなった5MTは一旦やめることとしました。
しかしながら、こんな追い詰められた中でも、決して妥協する事なく命を預けたくなる「これだ!!」と思うクルマがありました。
今日時点で、諸経費を入金して正式注文済みなのですが、今や大好きで離れがたい軽自動車かつ、今や激烈に希少な「ピュア後輪駆動車」。
言ってしまうとパジェロミニにもひけをとらないスペシャル級のマシン。
優しく円やかな女性的ルックスで、既に家族から呼び捨てじゃなくて「ちゃん」付けでその名前を呼ばれているクルマ。
しかし、その外見と裏腹に、軽スポーツカー用エンジンとハッキリ呼べる、三菱軽自動車用ガソリンエンジン最新鋭の「可変バルブタイミング(MIVEC) + インタークーラーターボ同時搭載」という強動力を持つそのクルマは・・・!!