2013年3月22日金曜日

隙の無い実用性に、お洒落な革調仕上げの贅沢ペン「ゼブラ・シャーボX・レザーキャメル」

数ある多機能ペンの中でも特に高性能を誇るシャーボX。
今回の記事では、実用性に隙無く、さらにお洒落な革調仕上げを与えられた贅沢なペン「ゼブラ・シャーボX・レザーキャメル」について書かせて頂きたいと思います。


光沢ブラックの外箱は、派手過ぎず地味過ぎずで、ほどよい満足感を刺激してくれますね。


立派だけれど比較的オーソドックスな外箱を開けると、今度は打って変わって非常にアグレッシブなアーチ型の内箱が登場します!!

ペンを握る前から演出で楽しませてくれる、高級筆記具ならではの遊び心が嬉しいですね。


アーチ型のケースをパカッと開くと、いよいよシャーボXレザーキャメルがその姿を現してくれます。

ちなみに念のためですが、シャーボXは、シャープペンのメカもリフィルも全て別売りなので、購入時には、くれぐれも本体だけにならないように少し注意が必要です。

ちなみに、シャーボXレザーキャメルは、三種類の芯径(0.3mm、0.5mm、0.7mm)のうちいずれか1つのシャープメカと、2色までのリフィルをセットする事が出来ます。


シャーボXは中身を自由にカスタマイズ出来るのも大きな魅力。

私は、0.7mmのシャープメカ、黒の油性ボールペン、ボルドーの油性ボールペンを選択しましたが、もちろん、一度中身をセットしたらもう終わりという事はありません。
好きな時にいくらでも中身をチェンジ出来るので、あまり深く悩まずに気軽に選択するのが吉でしょう。

ちなみに、どうしてもリフィルが2色では足りないとなれば、値段が一気に二倍に跳ね上がりますが、シャーボXプレミアムが3色の収納を可能としています。


シャーボXのリフィルのセットは極めて簡単なので、全く心配する必要はありません。

中間リングからペンを開けて、内部から突き出しているパイプ状のパーツに、単純に別売のシャープメカ、リフィルをはめ込むだけです。

シャープメカだけは機構上どうしても場所が決まっていますが、リフィルは好きな場所(と言っても2箇所ですが)にOK。


シャーボXレザーキャメルは、開けたペン軸の中を見ると分かるのですが黄銅(真鍮)製です。

その上に革調の印刷が施されているわけです。

えっ、レザーキャメルの革って、印刷なの!?とガッカリしてしまいましたでしょうか。

印刷と言っても、平面的な革の絵ではなくて、本物の革と同じように、ちゃんと凹凸があるので安心して下さい

ちゃんと滑り止め効果もあって、シャーボXプレミアムよりも握りやすいのではないか?と思ってしまうハイレベルにあります。


ペン先ですが、さすがはシャーボX。
角度によっては、(本当に微かですが)緩さを感じる事もあるのですが、多機能ペンとしてこれ以上シッカリした書き味を持ったペンは無かろう、というくらいに書き味は万全です。

それとやっぱり、革調の表面仕上げの光沢は、かなりの特別感を与えてくれますね


ボールペンもカチカチという雑音に悩まされる事もなく、高性能ペンの面目躍如です。

安定性の源泉の1つと言えるのかどうか、リフィルやシャープペンの先を支えるノーズ・コーン(口金)が、非常に肉厚に作られているのが印象的ですね。


実際に筆記してみると・・・。

気になる革調仕上げですが、表面の凹凸と真鍮製ボディのちょう良い重さが組み合わさって、単なる飾りではなくて、実用性にもかなり寄与しているのが分かります。

ただ、本物の革であれば、経年による劣化も「味わい」に昇華させられるのでしょうが、シャーボXはあくまでも革調の立体コーティング。

革調加工が摩耗した時に果たしてどう感じるか? 正直言うと、その時にならないと想像も出来ないのが心配点。

肝心の書き味は、さすが高性能で鳴らすシャーボXだけに全く不安ありません。

というか、多機能ペンでも専用ペンに負けない性能が欲しい時に選ぶのがシャーボXだから、書き味にケチのつけようもない。


0.7mmシャープメカは芯折れを気にすること無くゴシゴシ書いていけるし、油性のボルドーは、なるほど確かにワインのような味のある紫色で、目を引きますね。

仕事なんかで資料等に赤入れをする時は、もしかしたら普通の赤よりも注意を引いてより適しているかも知れませんね!