HDR-PJ760Vは、プロテクトフィルターを装着してしまうと、構造上レンズフードが付けられません。
無理やりはめ込む事は可能なんですが、固定リングを中心にクルクル回転してしまって、回転のカラカラ音をマイクが拾ったり、傾いたフードが画角に写り込む危険を考えると使用は難しい・・・。
しかし、どうしても使いたい・・・というわけでやってみました。
オーディオ機器とかをパッケージの中で固定しているような、密度の濃い固めの(色がグレーとかの)スポンジを細かく切り、レンズフードとプロテクトフィルターの間に挟み込む事によって、何とか固定出来ました。
レンズフードは下向きにしています。
下向きにしてもビデオライトは遮ってしまうのですが、頭頂のマイクは遮らないし、実際にフィールドに出て一日使ってみないとなんとも言えないでしょうが、なかなか良い感じかなぁと思えます。
ビューファインダーについては、視点移動をするとカラーブレーキングが起きるなど、コストダウンの傷跡は見えるものとなっており、第一印象はとても悪かったのですが、使い続けるとなかなかこれが悪くないですね。
まずファインダーがあるというだけでも、もう喜ばなくてはならない時代になった・・・という後ろ向きな喜びはあるにしても、そればっかりではありません。
このファインダー、像が大きいんですね!
スペック上も従来機種の1.6倍らしく、なるほどという感じ。
それと、20.1万ドットらしい情報量の濃密さは感じます。
ゼブラやピーキング、5.1chマイクレベルの表示が細かくて、20.1万画素くらいないとこれは難しいなぁと思いました。
それにつけても、惚れた弱みでしょうが、HDR-PJ760V・・・本当にもう目尻下がりまくりのカッコよさですねぇ・・・。
すげぇ・・・ソニーのデザイナーさんに直接御礼を言いたいくらいです。