今回の記事では、Bluetoothのマウスとキーボードによって、タッチデバイスである「エイサー ICONIA(アイコニア) A100(android 3.2.1)」が、まるでパソコン並の入力快適性を手に入れて大喜び!!という話について書かせて頂きたいと思います。
記事についてなのですが、書かせて頂きたい内容が沢山あるため、記事を3回に分けさせて頂く事をお許し下さい。
さて、今回は第一回目「キーボード編」です。
■第一回目(キーボード編)
■第二回目(マウス編)
■第三回目(まとめ編)
そもそもは、「来るべきWindows 8.1タブレット時代に備えて、Bluetoothキーボードとマウスが欲しい!」という思いが強くなったわけですが、予算も無いし、2つを合わせて3000円台くらいで良さそうな製品を探しました。
そして見つけたのが、キーボードは「ANKER ウルトラスリム・ミニキーボード(実売2000円ちょい)」
マウスは「バッファロー BSMBB10N(BSMBB10NBK)(実売1400円ちょい)」でした!!
当然まだWindows 8.1タブレットなんて持っていないので、手持ちのandroid 3.2タブレット「ICONIA A100」に使えるかな? とまぁ、出来たら良いなぁ、くらいの期待薄な感じで接続する事にしてみたのです。
■ANKERウルトラスリム・ミニキーボード
bluetooth接続ってだけでなく、Windowsにもandroidにも対応してて、軽くて小さくて、予算も2000円ちょいくらい・・・そんな虫の良い希望に応えてくれたのがコレです。
どうも輸入品みたいで、いわゆる英語キーボードというやつなんですが、Appleのコマンドキーが付いている!!
このキーボード、ただの英語キーボードじゃなくて、Appleがメインになってるみたいですね。
その上で、Windows、android、さらにはWindows Mobile 5.0以降にまで対応という並大抵じゃないカバー範囲を有しているようです。
ちなみに、カラーが「White for JAPAN」というのが気になりますね・・・白って、日本向けに用意されたのかな??
「おっ、サイズ良いし、スタイリッシュ!!」というのが第一印象。
キーは白い樹脂そのままなんですが、本体がシルバーに塗装してあって、筆記具で言うと「ラミー・ノト」あたりの、オフィスにも勉強机にも似合う調度良さを感じますね。
ウルトラスリムという名前がついていますが、確かに看板に偽り無しのペタペタな薄さ!!に納得です。
いかんせん樹脂の板なんで、両側を持ってグイグイ曲げたりとか極端な真似したらダメですが、普通に使う分には本体の剛性不足も感じず、この薄さにしたら立派なものだなぁと。
キーボード・スタンドを兼ねているのが、電池ボックス。
単4乾電池2本で駆動しますが、電池は付属していなかったので、自宅にあった買い置きの富士通製乾電池を入れてみました。
電源をONにして、コネクトボタンを押すと、デバイスが接続をしてくれる流れになりますね。
■いよいよandroid3.2にキーボードがつく!!
いよいよICONIA A100のBluetoothを設定画面からONにしてみると、「Anker Bluetooth Keyboard」がちゃんとリストアップされて来ました。
実は、私にとってBluetooth製品って、ソニーのウォークマン用イヤホンしか馴染みが無いんでかなり新鮮です。
ICONIA A100とペアリングするには、キーボードからコードを入力する必要があります。
画面にも出ていますが、念のため、ただ数字を入力しただけではダメで、リターンキーを押下する事で確定です。
そもそも、文字の入力が可能なのだろうか、という根本的な不安を抱えながら、早速ダダダッと入力してみます。
あうっ、打鍵感そのものは(個人的に)史上最高クラス!!!!
コリンっ、コリンっ、て感じのキータッチは、そうそうこれが欲しかったんだよ!!というまさにそのフィーリングですよ。
おおお!! 日本語入力IMEが手書き認識のmazec2でもちゃんとアルファベットが入力される!!
ただし、アルファベットは問題もなくサクサク行けるのですが、薄々心配していた通りどうにも日本語入力切り替えの方法が分からない。
ここで変に時間を食うのも嫌だし、それよりandroidの絶大アドバンテージである、日本語IMEの切り替えでどうにかなるのでは?と気がついて、日本語入力IMEを別なものにしてチャレンジしてみました。
まずは結論からですが、日本語入力IMEをATOKにしたら、すこぶるバッチリでした!!
ATOKって、有料製品なんですが、何とICONIA A100にはプリインストールされて来ているんです。
初日にいきなり手書き認識のmazec (現在はmazec2にグレードアップ)を購入したので、そのまま使わずに死蔵していたのですが、Bluetoothキーボードによって、一発逆転の大復活とあいなったわけです。
うう、何が幸いするか分からないもんですね。
altキー(OPTキー) + スペースバーの同時押しで日本語入力のON/OFFが出来て、まさにパソコン感覚。
ちなみに、無料のGoogle日本語入力でも行けるんですが、(初期状態だと)キーボードの記号と内容が合わないのと、ツイッタークライアントで日本語入力ONにすると「検索」が開いてしまうので、設定か何か変更すればいけるのかも知れませんが、何しろ手持ちのATOKでバッチリなので今回はそちらは追いかけていません。
これは本格的に使えるぞ!!と勇んで、先行して100円ショップで購入させて頂いておりました、タブレットスタンドを用意。
100円ショップと言いますが、結構厚めのレザー調ケースごと安定して立てられて、まさに御の字。
おおお、打ちやすい、打ちやすい!! androidを使い始めてからこのかた、ダントツ一番の快適さ!!
うはははーっ、と自然に笑いが込み上げてくる打ちやすさ!!
mazecの手書き認識も素晴らしいのですが、とにかく入力スピードが熾烈なまでに違う。
誇張でもなんでもなく、地上を走るスーパーカーと、大空を時速3000km以上で真っ二つに切り裂いて突進するジェット戦闘機くらいは余裕で違う!!
これはもう止まらなくなる程の楽しさであります。
恐縮ですが、第二回目(マウス編)につづきます