docomoケータイの「富士通F-01E」搭載の1310万画素カメラで、早朝の庭の花を撮影してみました。
このカメラ、くどいようですが、当初は「画素数スペックだけのオマケかなぁ」と甘くみていたら、本格的に写真撮影に投入しても、決してひるまない大したものでした!!
さすがに、花はどうなんだ?と思ったら、まず、マクロがまともに行ける!!
何しろ、花に2cmくらいまで接近してもピントが合うんでビックリしてしまった。
レンズが広角なので(28mm相当)、愛車のアイちゃんを背景に大きく入れて花を撮影、という構図も思いのまま。
ぼけ味は、ケータイという「本業ではないカメラ」の、さらに広角レンズとしては、予想よりもかなり良い感じです。
砂利のゴワゴワも、一眼レフ用で数万円するズームレンズだってこんくらいさぁ。
早朝の、しかも日陰での撮影なんで、背景のアイちゃんが少し青味がかっているけれど、色合いもこれだけ出てくれたら御の字かな。
ちなみに、F-01Eは、常にピントを合わせ続けているコンティニュアスAFなので、コントラストの高い背景の場合、被写体にピントが来たらすぐにシャッター切った方が良いですね。
シャッター切らないでもたもたしてると、カメラが「ん?違うのかな」みたいな感じで、背景にピントをすっ飛ばしてしまったりすると、戻すのが大変になったりする。
紫色の花も見事に再現してくれてます。
昔のデジカメって、10万円くらいするかなり高い奴でも、紫が全然再現できなくてねぇ。
その場では存在してなかったはずのインディゴ・ブルーとかになってて「ぐぉぉ・・・」って凹みまくりだったもんなぁ。
今や、毎日持ち歩くケータイのカメラがここまで来たのかーだなぁと、カメラ技術者さんたちの努力と才能には頭が下がるばかりです。
なかなか紅葉撮影行けないので、ふとみかけた木を撮影してみました。
F-01E、青空と紅葉の組み合わせもうまく捌いてくれるし、レンズの解像力もまさかの「不満なし」グレード。
ちょっとどうして、こんな小さくてオマケみたいなレンズでここまで撮れるわけなのですか!!
もう、なんかもう、唸るしか無いですね。
■暗所撮影
EOS KISS X2でもかなり厳しいくらいの暗い場所で、愛車のアイちゃんを撮影してみました。
すっ、すっごい。
ディテールは拾いきれていないけれど、ノイズも少なくて、えっこれケータイなのかって思うと、時代がすごすぎて腰が抜けそう。
ううむ・・・。
カメラ専用機で、すさまじい技術の進化を得て、それがケータイに来るとここまでやれるのか。
ケータイで写真なんて!!と、正直あなどっていた部分がありましたが、完全に払拭されてしまいましたぞ。
富士通F-01E・・・や、や、やるものよのぅ。