以前クリスマスプレゼントで贈って頂いた人生初のイタリア製ボールペン・ウィルソン4色ボールペン・ゴールドは、あっという間にトップクラスの稼働率に登りつめました。
ちょっと芯の繰り出しメカニズムが粗いのが気になっていましたが、その後に手にしたシルバーモデルが何の問題も無かったことから、もしかして全数が改良されたのではないか??と、是非とも確かめたい気持ちもあり、このほど、再び「ウィルソン4色ボールペン・ゴールド」を手にいたしました。
まるで太陽のように燦然と輝くオール・メタルの黄金色ボディ!!
ここまで真正面から金色で勝負をかけてくるペンというのは、非常に珍しいと喝采してよろしかろう、と思います。
コーティング素材に貴金属「元素79 (Au)金」が使われる高級グレードのペンならともかく、普段使いのペンでここまで斬り込んで来られるとは、さすが熱きイタリーペン。
パアッと強い光を当ててみると、もちろん「元素79(Au)」とは明らかに違うとはいえ細かい事はいいんだよ!!と思わず逆ギレしそうになる(まさに逆ギレ)くらい、金色が圧倒的な存在感、チャームポイントとして爆走しています。
ちなみに、最高ランクの稼働率を誇る、前回贈って頂いたモデルですが、このような感じで(写真)、芯先を繰り出す時に動作が渋く途中でたまに引っかかってまう事も。
ただ、贈って頂いた方とも「舶来品らしい味っちゃあ、味かもね」と言っていたものでした。
しかし、現在のモデルは、メカニズムには何のひっかかりもなくなり、実にスムーズ!! 本来持つ、4色ペンならではの実用性を遺憾なく全力発揮出来る品質になっておりました!!
金色のクリップにはITALYの刻印もあり、弾むように華やかな外観にさらなる彩りを加えてくれております。
ちなみに、色の事ばかり言ってしまいましたが、クラシック調の8角軸デザインそのものも絶賛したくてたまりません。
ただ、芯先はちょっとユラユラしていて緩めなんです。
これはもうご愛嬌という感じでしょうか。
手持ちの2筆を並べて、実際に筆記してみました。
(ちなみに、私の所有ペンの筆数カウントにおいては、同一シリーズ・同一色のペンは、何筆あったとしてもあくまでも一つとしてカウントさせて頂いております)
4色を次々と素早く切り替えて使っていけるのは、どうしたって稼働率が自然にあがるだろうというくらい便利。
元々、芯先の繰り出しがレバー式というのは、パッとすぐ色の選択が出来るなど、実用性の面ではズバ抜けて優れているのですが、その反面、いかにも実用性優先の事務用筆記具然、としたものになりがち・・・という弱みがありました。
ところが、レバー式のウィルソン4色ボールペンは、豪華絢爛で実用性まで高いという大仕事を見事達成していると讃えたくなりますね。
シルバー色モデルとゴールド色モデルを並べて写真を撮ってみました。
色の違いを際立たせるために、あえて赤みさす色合いにカメラを調整しております。
このウィルソン4色ボールペンは、華のある外観、4色由来の卓越した利便性、心配していたメカニズムの引っかかりもなくなり、2014年はさらなる飛翔の年になりそうです。