毎日大喜びで大活用させて頂いております「東芝dynabook tab VT484」ですが、いよいよ内蔵GPSとプリインストールされているbingマップをお出かけの機会に本格使用してみました。
東芝dynabook tab VT484は、なぜかカタログにはGPSの搭載を記載していないのですが、GPSはしっかり搭載されています。
Windowsの設定側で位置情報の使用をONにして、アプリにその利用を許可する事で機能を果たす仕組みになっています。
ただし、Windows 8.1のGPSモジュールは、使えるアプリケーションが「Windows7登場以降に位置情報用APIを使って開発されたアプリに限る」ようで、まだandroid程の利便性はなく、それゆえに東芝も大っぴらに搭載を謳うのをためらったのではないかと思われます。
COMポートを使ってGPSモジュールと通信するタイプのアプリケーションは、私は試せていませんが、おそらく東芝dynabook tab VT484では使えないと思われますので、そのタイプのアプリ購入時には確認してからが吉と思います。
■GPSで現在地の把握はバッチリOK!!
仙台駅のペデストリアンデッキの上とか、とにかくGPSの電波が明らかにキャッチ出来る場所は、現在地の把握はバッチリOKでした。
自分の現在地は、菱形のマークで表現されます。
歩くとそれにつれて菱形マークも動いて行くので、やっぱり楽しい。
dynabook tab VT484はバッテリ容量がでかいため、GPS使う時にそのメリットが遺憾なく発揮されるかも知れませんね。
■GPS電波が切れるとメタメタになる!!
ただ、プリインストールのbingマップだと、地下などのGPS電波が届かない場所に行くとメタメタになる欠点があります。
どういう事かと言うと、アプリが位置情報の更新を放棄してしまうため、自分の位置が全く更新されなくなり、いわば単なるマップだけの状態になってしまいます。
プレイステーション・ヴィータさんでも搭載していた無線LANの電波で現在地を大雑把に推測してマップの位置表示を継続しようとする能力が全く無いようです。
GPSをロストしましたとか、そういう警告も何も出ず、ナチュラルに位置の供給をやめてしまうため、なかなか厳しい仕様のように感じられました。
ちなみに、GPSの電波が補足出来てさえいれば、クルマで走行してても位置の更新はしっかりしてます。
dynabook tab VT484の電波受信感度そのものは悪くは無いようで、車内でもしっかりしてました。
問題は、bingマップがまだGoogleマップにGPS連携がかなわない点かなぁと。
現状は、Windows 8.1でも、GPS使って、マップで現在地を確認するところは無料でいける・・・いわばWindows GPS黎明期という感じでしょうか。
ただ、モバイル向けのWindows 8.1がまさに黎明期なので、すぐにアプリケーションの開発と供給が追い付き、そう遠くないうちに問題は解決する・・・といいな。