2022年4月27日水曜日

(話) 目の穴を塞ぐ手術を受けたので、体験談残します

昨日の記事でさらっと書かせて頂きましたが、昨日、お医者様に調べて頂いた所、ちょっと目に穴が開いてるのが判明し、それをレーザーで塞ぐ手術しました。

色々な体験を得たので、つらつらと書かせて頂きたいと思います。


目は脳に直結してる!!

目は脳に直結してるとは聞きますが、実感しました。

レーザーを目に打ち込まれると、目が痛いのではなくて、脳というか頭にビシッ!!という痛みというか衝撃が来ました。

左目だと、頭の左側に針をさされるような痛み。

それと軽い目眩も来たので、もしかすると原因不明の目眩って、目から来てたりするケースもあるのかも。


レーザー打たれる時の視野

レーザー打たれる時の視野ですが、その前に麻酔の目薬とかをガッチリさすので、そもそも極度に視野がボヤケてて何も識別できない状態。

さらに強い光を当てられるので、レーザーとか見えないです。

ただ強い光に照らされて、自分の目の血管が黒い植物の根っこみたいにボワッと出現して怖いというのはあります。

レーザー来ると、人生でこんな強い光見た事あるっけ? あ、太陽見たらダメって言われるけど、見てる感じだな...という光が来ます。

凄まじい光は、明るいじゃなくて、逆に目が追いつかなくて当たった後で、逆に暗く黒くなるのが分かります。

レーザーは一発だけでなく、終わるまで何発も来るので、恐怖心から、体調に変調を来す事があるのでそっちの影響が怖いかも。


あまりの恐怖で、たった数秒で極限状態になる

これは人によるのですが、特に平常心だったのに、目にレーザー当てるの?!と認識した途端、わずか数秒で平常心から、過呼吸寸前まで一気に体調がおかしくなるのが分かりました。

体験した人は分かると思うのですが、この恐怖心でパニックが起こるというのは、圧倒的にヤバいです。

このパニックについて、横道にそれてしまいますが、経験した事のない方向けに実態をご説明差し上げます。

逆に体験した事無い方は、何がヤバいのか分からないと思うんですが、このパニックって、精神的にどうこうじゃなくて、血圧を乱高下させたりするので、リアルに体調を悪化させます。

きっかけが精神的な事なので、精神論という言葉と混同され、見てるだけの人は、「我慢するしないの問題に矮小化」してしまうのですが、実はそうではなく、本当に肉体的に悪化するのが恐ろしい所。

さらに悪いのは、肉体的に悪化する事で、精神的にも恐怖でさらに体調が悪くなるというデスループ。

ここで踏みとどまって、パタッと収まれば良いのですが、収まらないと最悪救急車コースになるわけです。

自分の身に置き換えるならば、たとえば、ブレーキの壊れたクルマに乗せられて、急な下り坂に叩き込まれて爆走させられている、と想像すると、どんな状態になるか?より分かりやすいと思います。


術後はどうなのか

これも大変個人差があるのであくまでも「私の場合は」なんですが、手術終了直後は、1分か2分は失明したみたいに視野が真っ黒になって何も見えなくなり、あわてて看護師さんに「あっ、何も見えないんですが、いいんでしょうか」と聞いてしまいます。

経験ないならこれほどの恐怖は滅多に無いですよ。

まぁ、そのうち治ってくるからと言われて安心する流れ。

ここで「えっ!」とか言われたらショックで気絶するくらいにはなると思います。

次の段階として、見えて来るのですが、景色がダークな紫色と、赤に塗りつぶされます。

カラーフィルターがリアルにかかってます。

怖いとかそういう次元を超えて、もしかして、人生終わった?くらいのシーンとした状態に何秒間かはなります...

ただ、処方箋や会計待ちの30分くらいの間には色も視野も見えてきます。

しかし、そもそも麻酔や瞳孔を広げる薬剤を投与されまくってるので、何時間かは正常にはならないのでクルマの運転は無理。

薄いグレーのものを見ただけで「ズキーン!!」という鋭い眩しさが来ますし。

痛みはどうなのか

痛みですが、麻酔が切れると、目がチクチクして来ます。

ここで絶対にこすってはいけないので、我慢です。

手術しているから、軟膏を塗られているはずで、処方された目薬とかも一時間ちょいはささずに我慢という状況。

半日くらい経過した段階で、今度はチクチクからかゆみに変化しました。

かゆくなったら、処方された目薬で対処という感じでしょうか。

目薬は感染症予防とかでした。

しかし、体のどこの部位であっても怖いのは確かですが、目は恐怖心が飛び抜けてます。

こういう事は無い方が良いですが。

ちなみに手術の費用ですが、保険適用前だと約10万円くらいかかります。