しかし、そんな中ですが、庭に出てXperia 1 IIのカメラで初撮影してみました。
フォトグラフィー・プロというカメラアプリが標準で搭載されており、完全にカメラ専用機と同等の機能になっています。
結論から先に申し上げたいのですが、画質は素晴らしく、さらに長年スマートフォーン・カメラを苦しめに苦しめ続けてきた「カメラ専用機との操作性の乖離」も、実質なくなってます!!
Xperia 1 は既にもっと進化した「III」になっていますが、私の元に今回来てくれた「II」が、とっくに素晴らしいカメラ機材になっている事を実感しました。
庭のスイセンを撮影しましたが、軽やかで楽しい!!
フォトグラフィー・プロですが、モードは「プログラムオート=Pモード」とし、AFは「オートフォーカスのワイドモード」とました。
いわゆるある程度カメラが自分の判断で設定を詰めてくれて、フォーカスは、247点もの細かい測距点がパラパラと動き、最適な部分に合焦してくれるモードです。
↑庭のスイセンを撮影してみましたが、小雨の中、薄暗い中でしたが、まさに専用カメラの画質です!!
陰影がしっかりとしていて、とても好ましい。
しかも、画質どうこうの前に、カメラの動作が非常に軽やかで撮影していて楽しい!!
↑驚異としか言いようが無いのですが、ギリギリまで接近しても、AFが抜けてピンボケしたり、変な場所にピント来たりせず、シッカリ撮れます。
AFを中央1点に固定しないと、失敗になる確率が高いのではないか...そんな恐れがありましたが、さすがはオートフォーカスで世界トップクラスの技能を持つソニー製だけあり、ええって感じです。
Xperia 1 IIは、センサー表面(像面)AFとして、247点もの測距点を有するわけですが、これだけだとAFの正確性を担保するのはまた別の話。
独立した「3D iToFセンサー」を搭載しているのがやはり大きいのか、というところ。
なんと、赤外線(レーザー?)を照射し、そのポイント数は実に4万3200点にも到達。
この4万3200点で被写体とカメラとの距離を把握することで、被写体を立体的に捉え、AFを正確に当てる事につなげています。
AF性能は、カメラ専用機においては、特に高額な機種でないとろくな感じにならないので、Xperia 1シリーズには感謝感激です。
↑撮影には、専用の「シャッターボタン」(カメラキー)を押すのですが、押し心地も良く、処理速度も軽快。
スマートフォーンではなく、新しい薄型高性能デジタルカメラとして、いきなり楽しく撮影する事が出来ました。
フォトグラフィー・プロなら、まさにカメラ専用機と同等の設定も詰めて行けるし、カメラ専用機から本格的にXperiaに移行するのに不安が無い感じ。
まだまだコロナ禍が続く世の中ですが、密にならないように気をつけて、今年は桜をXperiaで撮影したいと思います。