やはり大きいのが、カメラを持ち歩くのだ!!という決心をしなくとも、毎日必ず持ち歩くスマートフォーンとセットになっているので、写真を撮りたい時に必ず自分と共にいてくれる、寄り添ってくれる、本当のカメラとなっているという点です。
とにかくキヤノンPowerShotに負けない撮影の楽しさ
Xperia 1 IIと言えども、機械の芸術品たる「一眼レフレックス・カメラ」の前には、道を譲らざるを得ないところがありますが、ミラーを失った勢力、ミラーレス軍団を前にすれば一気呵成の大逆襲で、むしろXperia 1 IIしか使いたくはないなと思わせます。
↑泰山木の花ですが、ハイライトが少しオーバー気味なのが逆に現地で受けた日の光の華やかさをよく再現してます。
AIが勝手に暴走して、万人受けのチューニングをしないのがXperiaの良さであり、いきなり炸裂してますね。
スマホカメラではなく、キヤノンやソニーのデジタルカメラに寄っています。
↑マーブル状のチューリップの花です。
花の接写って、昔は闇雲に背景をぼかしまくってましたが、いい加減写真愛好家の歴史が長くなって来ると、10年前とか自分で撮った写真を見る機会が出てくるんですが、背景ボケてる写真って、なんかこう愕然とするくらいつまんない!!!!
情報が無い、その場限りのカッコつけみたいな感じで、大ショックでした。
ある程度表現の幅として背景のボケはあった方がいいかもだけど、個人的には、もう背景のボケはいらないです...
肖像画とかそういうのならいいけど、CGで加工すれや!!ってくらいプロセッサが進化してるから、撮影時からいきなり情報を捨て去る事はねぇよなぁ...
Core i7やSnapDragonが爆進化してるので、もう時代は完全に変わった。
↑やはり思うのが、Xperia 1 IIに搭載されている、「小さいとされているセンサー」の方が、本来撮りたい写真に合うなぁというところ。
大きなセンサーだと、ピントが前後に合う範囲が狭くなるという特性が出てしまうので、今やそれはディス・アドバンテージに感じられます。
大きなセンサーは、確かにその筋の表現をしないといけない時は必要かも知れないので、用途別としてはアリなんですが、なんでもかんでもセンサーを大きくされると、逆に表現が鎖でつながれてしまう。
昔は、センサーは大きい方が良いと思ったけど、大きくすると、画質ではなく他に失うものが大きすぎる事が分かった今となっては、大きなセンサーは個人的には避けたいです。
1インチでもちょっとデカ過ぎるのではないかという気もしてしまってる状況です。
1画素のクオリティを上げて、センサーサイズのデカさや画素数の多さに頼らない、新しいセンサーの時代の到来を願いたいです。
それまでは、このXperia 1 IIのセンサーは、求めていた気持ちにジャストフィットしているので、どんどん使わしてもらいたいです。