Xperia 1 IIのカメラって、かなり優秀と聞いているのでワクワクが止まりません。
Xperia 10 IIとの大きな違い
ここで、既にメインカメラとして運用しているXperia 10 IIはどうなのか?という話です。
もちろん、Xperia 10 IIは想定よりも素晴らしく、これが十分な実力を示してくれたからこそ、Xperia 1 IIにつながった面があります。
ただし、本格的に全部移行するかというと躊躇する点がございました。
Xperia 10 IIは、全ての写真が1200万画素ではあるのですが、物理センサーの画素数が広角・望遠はなんと800万画素になっていて、それをソフトウェア処理で1200万画素に増幅するようになっています。
別に、800万画素ならそのまま800万画素で出力してくれれば良いだけなのですが、その設定が出来ないのです。
物理画素よりも多い画素数に出力するため、特に輪郭線が不自然になる時があり、なかなか厳しい時がありました。
メインカメラはとても良いのですが。
Xperia 1 IIであれば、物理画素と出力画素が一致するので、いよいよ良い意味でスタートラインだなという気がします。
動体撮影にかなり強い?!
Xperia 1 IIは、3D iToFセンサーを搭載していたり、とにかく、最新鋭の「III」にはかなわないと言えども、AFが相当優秀と聞きます。
ソニーは小型カメラでも高性能AFを堂々搭載してくれるから、カメラ専用機はキヤノンにしている私からすると、あまり小型カメラに優しくないキヤノンと違い、ソニーは眩しい...
Xperia 1 IIのAF測距点は、カメラ専用機の言い方であれば、何と247点!!
↑これだけだと、小型ハイエンドのスター「Xperia 5 II」も同じなのですが、スペシャリティモデルの1だと、さらに、3D iToFセンサーを搭載。
何と、4万3200点もの赤外線ビームを使い、被写体との距離=立体マップを把握しよりAFを正確にしてくれます。
スペックだけ聞くと「?」ですが、実際の使用レビューがある今、その内容を紐解くと「AFが合いやすい」という事になります。
近くの被写体になかなかAFが合わないという事が少なく、スパッと高速に合焦する爽快さがあるのは大きい。
Xperia 1 IIは、良くも悪くも「まだカメラ専用機を上として売りたいソニーの欲望が残る設計」であるため、あまりカメラ専用機を侵食しないような「忖度」が残存していると思われます。
ただそのせいで、全力全開で走るアップルの後塵を拝する運命を自分から作りに行ってて、もうこれからの時代は生き残れないようになっています。
Xperia 1 IIは、ゴールではない、新しい時代のスタートラインなのだ、しかしながら、それは途方もなく偉大なスタートライン!!