2022年4月29日金曜日

(Xperia) Xperia 1 IVのカメラは4800万画素で確定だが...

いよいよ5月11日に正式発表される、Xperia最高峰の最新鋭モデル「Xperia 1 IV (エクスペリア・ワン・マーク・フォー」ですが、あらゆるリーク情報からカメラが4800万画素になるのも確定の情勢です。

今回は、Xperia 1 IVによって始まる「4800万画素時代のカメラに備える」がテーマです。


超高画質の1200万画素カメラが運用のメインとなる?!

ただ4800万画素という物理画素数だけが前のめりでリークされていますが、一眼カメラを使ってきた経験から2400万画素くらいからアカラサマにファイルが巨大で処理も重たくなり、正直、撮影した後の取り扱いを考えると、そんなに嬉しくも無いし、気が重たい...という切ないデメリットがあります。


↑これはちょうど今日、1200万画素カメラのXperia 1 IIで撮影して来た花の写真ですが、1200万画素あれば画質は十分だししかもファイル処理も軽い!!

画素数、画素数と言いますが、15年も一眼(レフ)で写真撮り続けてきて、一番無理なく感銘を受けたのはやはり1200万画素のあたりなので、1200万画素は続いてほしい。

そしてこの1200万画素というのが、Xperia 1 IVでも大きなキーポイントとなりそうかなぁと「想像」します。

実は、ピクセルビニングと言いまして、4つの画素を合体させて1つの画素として扱う技術が確立されていて、センサーが小さいけれど高画質化させる決め手の一つとなっているのですが、4800万画素÷4=1200万画素になることから、Xperia 1 IVがこのピクセルビニング1200万画素を実現しているのではないか?!という「希望」が見え始めています。


ピクセルビニング1200万画素の威力とは何か?!

実際に今日、Xperia 1 IIの1200万画素で、低照度で撮影して来た1200万画素の花写真を御覧ください。


↑葉っぱ等の暗い場所をご覧頂くと分かるのが、ノイズがザラッと乗っている事です。

私は15年、一眼レフで撮影して来て、センサーが大きいのが自分に合わない事がハッキリと分かってきたのですが、カメラ技術は「センサーの1画素が大きくないと、十分な画質を得られない」という技術の壁に激突しているため、センサーは小さい方が良い、でも画質が落ちてしまう...というジレンマに悩まされています。

そこで4つの画素を一つにまとめる「ピクセルビニング」に期待をしたくなります。

まぁかなりプロセッサ処理が入ってくるのですが、昨今の「何にそんな処理能力使うねん」くらい進化しまくってるSnapDragon 8xxとか、8 Gen xシリーズなら、その有り余るパワーの使い先にも良いかも知れませんね。


4800万画素のメリットとは何か?!

でもピクセルビニングで1200万画素にしてしまうのなら、もともとある無駄に多い画素って何のためにあるの? という話になるんですが、ズバリ「8K撮影可能」という所につながるんだと思います。


8Kは約3300万画素も必要なので、4800万画素あれば行けるという事です。

まぁ8Kの搭載はするのかどうか分かりませんが、Xperia最高峰の最新鋭機を2022年に発表するなら、8K搭載してないと「なんで??」ってツッコまれて疲れるから疲れないために搭載するんだと思います!!

写真はピクセルビニングで美しい1200万画素でファイルサイズも笑顔、でも8K撮影も搭載するぜ、このちょうどよいバランスが4800万画素なんだというところですね。

あと、もうカメラの主流は確実にスマホに時代が変わったので、ここで出し惜しみしたところで、誰も今さらソニーの一眼に行こうとはなりにくい。

逆にiPhoneがカメラ市場でますます独走するだけというのは、素人が昼寝しながらでも分かる事だったりします...


ピクセルビニング1200万画素の威力とは何か?!(デジタルズーム)

1200万画素では出来ない大きな事が2つほどあって、一つは電子的な手ぶれ補正に余った画素を利用する点と、デジタルズームですね。

デジタルズームと言っても、4800万画素もあると、4倍~5倍くらいのデジタルズームだったとしても、1200万画素の光学ズームに劣らない結果が残せます。

というよりも、一眼ユーザーが超多い画素を求める理由は、このデジタルズームが大きいので、スマホも堂々と搭載しましょう。

RAWで撮影して、写真の一部を切り取って拡大して使う手法は基本です...

デジタルズームではなくてクロップと呼ばれる事もありますが、見せかけ方が違うだけで本質は同じです。

このあたりがバッチリ実装されれば、Xperia 1 IVは、カメラ専用機として大きな飛躍が期待されます!!


ソニーの課題はソフトウェアだが...

ここまで来て何ですが、ソニーはもともとハードウェアは本物の実力を持っているので何でもできちゃいます。

出し惜しみするのか、しないのか、そこだけだと思います。

ソニーの課題はソフトウェアだったりします。

ここだけは、出し惜しみではなくて、必死でもう全力で頑張っているのが伝わるけど、イマイチ指揮をする人が足りてない、あるいはスキル不足でヘグってる...というのもまた伝わるので切ない。

ただし、Xperia 1の強い武器となっている専用カメラアプリ「フォトグラフィー・プロ」は、細かいアップデートも繰り返され成熟し、これを理由にXperiaを選ぶと言えるくらいの仕上がりにはなってるので、期待は大きいです。

4800万画素化でちょっとリセットかかるかも知れませんが、まぁ、どうなんでしょうね。

バタバタしててもアップデートで改善してくれれば良いのですが、プレイステーションのようにはいかないかもですが、信じて行くしかない。

あと、最大のビッグ・ライバルであるiPhoneですが、やっぱりオートでパッと綺麗に撮るというのはiPhoneが今から勝ってるだろうなぁとは思いますね。

でも仮にiPhoneの方がオートに強くとも、やはり私はXperia!!