■長年求めていた理想のPCがZenBook13!!
職業柄、ご飯食べて行くのに絶対必須のPCでしたが、必ずどこか引っ掛かるポイントがあって、本当に長い間選べませんでしたね。マザーシップPCが遂に壊れてしまったというのが決定的な後押しだったとは言え、妥協は一切なく、本当に心から「これが理想だ」という一作を選ぶ事が出来たと思っています。
長年求めていた全ての要素が、ついに、初めて、一つにまとまった奇跡的なマシンと言っても過言ではないかも。
- 高性能(Core i7-10510U、16GBメモリ搭載)
- モバイル(13インチで1.2kg)
- 大容量SSD
- 豊富な端子類
- 美術性の高い優れたデザイン
- ゲーミングPC並みの個性
- 値段も現実的
あと、PS4リモートプレイの存在が大きいです。
PS4リモートプレイによって、本体にゲーミング性能が不要となり、外部に強力なゲーミングデバイスを用意すれば済む、いわば「ディスクリート・ゲーミング(dゲーミング)という概念が誕生したんですよね...個人的に。
■ASUSさすが!!箱からして既に上質
↑ASUSって、格安PCのE203MAからしてそうなんですが、とにかく箱も良いです。確かに製品そのものに箱って全く関係ないんですけど、頑張って汗水たらして働いてようやく買えた輝かしい品物が、こう良い箱に入っていた時の「おめでとう」って言われている感は理屈では済まない事です。
コストダウンで狂っていた時代の日本なんて悲惨そのもので、30万円の製品がテキトーな段ボールって時代で、もうこっちゃ人間として扱ってもらえてねぇんだな...と気落ちして悔し涙を流して地面に拳でしたよ!!(いやそこまで...)
それにひきかえ、ASUSの心意気たるやどうですかこれ。
落ち着いたグレーの塗装に、ピンクゴールドに輝くASUS ZenBookのロゴ...。
この人間として扱ってもらっている感は言葉では言い表せないです(だから何でそこまで...)
↑箱と言えば、度肝を抜かれたROG PHONEの「スペース・オブジェクト」みたいな入魂の箱と並べてみたい。
いやぁ、ASUS相変わらず、すげーわ。
「良い・エイスース!!」って節回しで箱を大切に飾っておきたい。
■箱オープン!!
↑箱を開けると、軽く傾斜がついてZenBookを取り出しやすくするギミックが!!ZenBook13の宝石みたいな美しい本体にも驚きますが、この「取り出しやすくする」というのは衝撃で、「こういう事が出来るメーカーなら信用できる!」と1秒で好感度が爆上げする瞬間ですね。
とても小さな気づかいかも知れないけど、ここでPCの取り出しに難儀してみろ、一気にテンション下がってろくな事にならんもんね。
あと、マニュアル!!
小さくて読みやすく、本機の大特長である「液晶タッチパッド」のフルカラーマニュアルも別冊で付属!!
後から分かるのですが、この液晶タッチパッドは、最初「実用的じゃなくとも、ゲーミングPCに匹敵するほどのチャームポイント、個性だから、飾りでもいいや!」と思ってたんですが、仕事用のPCにも肩を並べる利便性を生む必殺のデバイスになってました!!
■まさかのインナーケース付き!!
↑なんと、箱の中には隠し?スペースがあって、その中に傷から本体を守るインナーケースが入ってました。おおおおーーーーこれは必ず使いたい。
なんか、こういう気づかいがASUSの良いところなのかも知れない。
格安PCのASUS E203MAでも「あっ、良いものを買えたかも」感がありましたし。
ASUSは、サポートは評判良くないですが、とにかく「あなたは良いものを買ったんだよ!」という励ましみたいなのが力強いメーカーな印象です。
サポートは評判良くないですが...
■ACアダプターはまさかのE203MAと互換!!
↑あれっ、この軽くて小さくて好感度高いACアダプターさぁ、どっかで見た事あるんだよね。あーーーっ、ASUS E203MAと同じやんけ!!
そう、ASUS E203MAと同じもの!!
というわけで、自室と居間にセットしておいて、移動のたびにその場所でAC接続が可能という事も。
■望外の高級感に手が震える
↑ううう...なんだろう、この押し上げるような高級感。確かに「禅」の精神を表現した同心円加工...とは聞いていたけど、実際に目の当たりにすると金属の質感と共にとんでもねぇ高級感です。
しかも色も抜群に美しい!!
深いダーク・メタルブルーの中に、ピンクゴールドに輝くASUSロゴという色彩は、個人的な好みにもジャストミート。
↑底面は逆に「えっこれでいいの?」というくらいシンプル。
Core i7-10510Uを搭載してるのに、これっぽっちの排熱スリットで大丈夫か?と一瞬ひやっとします。
ただ、後から分かる事なんですが、このZenBook13は本体のお尻が上に上がって(!!)放熱性能を高める構造となってるので、冷却性能に大きな不安がないんですよね。
それと、これも後から分かる事なんですが、Core i7-10510UというCPUそのものが想像を超える優秀さを持っていて、ハイパワーと低発熱・低消費電力を両立したようなCPUで、普段使いだとCeleron N4000かと思うくらいです。
■液晶タッチパッドはPS5並みの革命的な凄さだと思う!!
↑ZenBook 13のデザインの素晴らしさにボーっとなってしばらく見とれてしまいました。大きなチャームポイントが「液晶タッチパッド」ですが、これ、これも後から分かる事なんですが、デザイン上のアクセントのつもりでいたわけですが、もちろんそれだけでもゲーミングPCの個性的な光るギミックにも負けない個性的な存在ではありますが、PS5くらいの革命的な凄さです。
このパッド、タッチパッドという名前がついていますが、真剣に2画面モニタとして使えるんです。
会社で仕事やってるPCは、もう2画面モニタが必須なんですが、その2画面と完全に同等の機能を、変則的なデザイン変更もなく、サイズアップもない、今まで通りの1画面モバイルノートPCの範囲の中で、完全な2画面パソコンを実現しているというのは、頭が揺れるくらいの衝撃です。
ネット見ると、いらないとか使わないとか連呼されてましたが、まぁタッチパッドとして見たら、ここがモニタになると邪魔になることもあろうけど、ロジクールの無線マウスが当たり前なので問題なし。
あと、液晶パッドが顔を明るく照らし、暗くても顔認証がスムーズにされたのでそういう考えつかないメリットも多いかも。
何はともあれ、100%完全な1画面ノートのままで、2画面ノートになってるというのは、ミラクルですよ!!ようやったな、ASUS、エイスース!!
■液晶タッチパッドにぞっこん惚れた!!
↑液晶タッチパッドという名前から誤解されそうですが、これはれっきとした、5.65インチのタッチパネルモニターなんです。しかも、1280x720ドットとか、中途半端にコストダウンしたおまけモニタかなーとなめてたら全然違って、驚くなかれメインモニタよりも高解像度の2160x1080ドットの立派なタッチパネルモニタなんです。
Windows 10のマルチモニタ設定のところなんですが、液晶タッチパッドの方がメインモニタよりも巨大でビックリしてしまいますよね。
↑2160x1080ドットのタッチパネルなので、仕事用のPCと同じく、完全に2画面モニタとして活用する事が出来ます。
たとえば、メインモニタを全画面で使用中でも、他のウインドウを液晶タッチパッドに表示して違う事やれるとか、普通に2画面モニタなんです。
しかも、疲れて視線落としたらそこにモニタがある!!という状態なので快適だったり。
タッチパッドモードにすると、黒いシェードがモニタにかかるので、眩しいとか邪魔って感じたらすぐにタッチパッドモードにすれば良いし、F6キーからも、タッチパッド上のアイコンからも切り替えは迅速です。
↑あと、2画面目に好きな画像を表示しておくとかも普通に可能。
どうですかこの主張力。
ROGゼフィルスにも負けないゲーミング主張パワーではありませんか!?
ちなみに、タッチパッドの画質は最高で、発色も「こっちメインでも良いのでは」と思わせるくらい見事です。
タッチパッドがあまりにも高画質なので、sRGBカバー率100%を誇る13インチメインモニタが「ちょっと緑かぶりしてねぇ!?」って気づかされて、色調整してしまったほどです。
ただし、やっぱりタッチパッドでもあるから、表面にざらざらの加工してあるんで、ざらざらのせいで白がぎらついたりしちゃうのはご愛嬌。
■キーボードのタッチは理想的な心地よさ!!
↑キーボードは、音も静かだし、適度な粘りがあって打鍵がとても気持ち良いです!反発力も弱すぎず強すぎずあり、おーーー高級品だわこれ感が熱い。
キータッチは理想的で、仕事でやってる開発とかもこれでやりてーなーと思うくらい。
ただし、キー配列は、格安PCなのにモバイルではナンバーワンと確信させられるASUS E203MAにちょっと負けるかも。
カーソルキーがフルサイズなので、あおりを食って右のSHIFTキーが小さいんですよね。
全然ミス無く打鍵できているので、あんまり問題なかったのかもって思うけど、ブラインドタッチで猛烈な速度を出している時に不調だとカーソルキーの上を押してしまい入力がとっちらかる事があるんですよね。
ゲーミングPCじゃないんだから、カーソルキーはASUS E203MAのような横長小型サイズで良かったのになぁと。
でもこのブログの入力中、ミスは1回限りだから、慣れたら問題ないのか?!
■何やっても速い!!Core i7-10510Uは最高かも!!
↑本機に搭載されたCPUは、あこがれのCore i7の定電圧モバイル版Uタイプ。9年前にCore i7-2630QM買ってから、次のi7と思ってたけど、高かったり何だりで手に出来ないままここまで来てしまいましたね。
ちなみにこのUタイプって、長年「名前だけCore i7」とか言われてましたが、尻上がりに進化し、遂に第10世代の10510Uはちゃんとi7ブランドらしく文句なしの強さ!!
まず、通常使いだと、たまに思い出したように冷却ファンが動くくらいで、「あれっ、Celeron N4000マシンか?」と思うくらい静か。
そう、ブログ書くとかそういう軽い用途だと、全然発熱しないのか? ASUS E203MAのような「完全無音PC」として使えています!!
↑そういう、完全な低電圧モバイルCPUっていう事を強調した上で、さぁ来たぞ、いざという時が来るとパワーが猛烈に発揮される!!
私が実際に使ってみた中ではですが、なんと、クロック周波数が4.66GHzに到達!!し、やはりどんな処理も速い速い速い。
コア数の多さを競う時代になってますが、Celeron N4000の頑張りで開眼したんですが、どんな時でも頼りになる速さは「クロック周波数の高さ」なんですよね。
マルチコアは本当に効いているのかどうか疑わしいケースも多いけど、クロックはいついかなる場面でも裏切らない。
筋肉は裏切らないってのは本当にそうで、それにあやかって「クロックは裏切らない」!!(同一アーキテクチャ内で)
スペックなんか4.9GHzですよ!?
私、2GHz台のPCしか買った事ないんですけど、それがいきなり3.8GHzとか3.9GHzとか行ったと思ったら、4.5GHzだの4.66GHzだの連発で、もう頭から蒸気が出そう。
キヤノンのDPP4.0で、EOS KISS Mの2400万画素の写真現像を、レンズ補正入りの激重状態でやってみたんですけど、みるみる現像されてて笑ってしまった。
まだまだ環境整備も途中ですが、とんでもねぇ理想のPCになりそうです。
ただ、汚したり、傷つけたりしたくないので、そこがまた悩みになるかも。
美術品かと思うキーボードや本体の美しさも、激しい打鍵するわけで、短時間にテカテカになるだろうし。
ともあれ、大切にした上で、勉強もゲームも頑張るぞ!!