その(3)からのつづきです。
今回、紅葉の蔵王へというタイトルですが、例年になく山頂付近に紅葉がない年となってしまいました。
しかし、不帰の滝(かえらずの滝)の所ならば、もしかしたら綺麗に紅葉してるかも!! という根拠のない思いで、念のために帰り道の途中で向かってみたところ、まさかのベスト状態の紅葉が広がっていました!!
↑いきなりで何ですが、ちょっと作ってもらったお弁当を1枚撮影。
蔵王は、どこにでもお弁当ポイントがあるような印象ですが、強風が相当な難敵で、クルマの中から絶景を見ながら食べるのに落ち着いたり・・・。
特に、不帰の滝は、ヤバいです。
今日は奇跡的に風が優しかったのですが、普段は、強ければ本気で風速40mとか50mくらいあろうか??という勢いの時もあり、コンクリート製の展望台が風で揺さぶられ、滝が途中から空中に逆流してる時もあるくらいです。
↑EOS KISS Mの2400万画素は、普段は「画素多すぎる!」と思っているけど、蔵王の風景写真とかになると、昔のフルサイズセンサー機にも簡単には負けないのではないか??なーんてくらいの、鬼のような勢いがありますね。
あと、何回も書いてますが、EOS KISS Mは、個人的に過去最高に撮影してて楽しいカメラ!
タッチ&ドラッグAFと、MFのやりやすさ、つまりAFもMFもどちらもが快適で使っていて感動で涙が出そう。
↑来た、山岳の紅葉という!!
風が優しかったので、EF-M 15-45mm F3.5-6.3 IS STMと、EF-M 55-200mm F4.5-6.3 IS STMを、割と激しく交換しながら撮影できました。
↑めっためたにキレイな山岳の紅葉!!
この日は、本来ならば、山頂付近の紅葉を目的にして行ったのですが、山頂はだめで、不帰の滝付近がピークもピーク、全く想像してない展開でした。
しかし、くどいですが、EOS KISS Mマジで劇的に良いです。
軽い小さい良いカメラのパワーは特に蔵王で歩き回ったりすると大きく感銘受けます。
↑ううううーーーここはホント風が怖い場所なんですが、こんな優しい風で写真撮れた日はかつてなくて、ベスト・オブ・ベストな日でした。
↑不帰の滝です!
ここ、エグイ強風の時は、途中から滝の流れが空中に巻き上げられて逆流してます。
カメラが大きいと、風で煽られて吹き飛ばされそうになり、ブレて撮影困難となる事さえあります。
実際、以前、そういう強風の時に、EOS 7D Mark2を持ち込んだ時、爆発的な風速のせいでカメラの向きすら定まらず撮影断念。
体が小さくて風をいなす事が可能なPowerShot G5Xに引き継いで何とか撮影した事もあります。
EOS KISS Mは、その当時の強風が来ても、PowerShot G5Xくらい行けそうな手応え。
↑向かい側に広がる山肌も美しい。
EVFだと、本当に見たまま撮影出来るから、とにかく手早くて安定してますね。
↑なんか火星とか金星みたいな強烈にゴツゴツした岩石の絶壁は凄い。
こういう風景は、望遠レンズならではなのだけど、EFレンズの標準レンズくらいの感覚で軽く持ち歩けるEF-M 55-200mm F4.5-6.3 IS STMには感謝しきれない。
↑実は4Kムービー撮影も写真撮影と激しく切り替えながらやっていたのですが、どちらも撮りやすい。
さらに自撮りモードも使ってみたのですが、何やっても楽しい。
こんな楽しいカメラは、数年に1回あるのか無いのか、という所です。
このカメラ買えた時「初めてデジカメ買った時よりも楽しい」と書きましたが、まさにその思いは強まる一方です。
どんなプロ用カメラよりも、EOS KISS Mの強化・新型機への想いが急速に膨張しています。
それがEOS M5 Mark2 (仮)だったりするのだろうか!?
↑EF-M 15-45mmレンズで、滝の水を滑らかに撮るため、手持ちですが、シャッター速度1/5秒、絞りF/25まで絞ってみました。
デュアルセンシングISに対応しているからか、手振れ補正が強力で、割と1/4秒や1/5秒のシャッターを切る回数が多いです。
↑EF-M 15-45mm F3.5-6.3 IS STMレンズ(45mm側)で、絞りを最高のF/40まで絞ってみました。
なんと、F/40!! そこまで絞り込めてしまうのです。
今年の蔵王は、確かにEOS KISS Mの初紅葉撮影でもありましたが、今後のカメラ選びにも大きな影響を与える一日となりました。