年間三日間だけ開催される、国定みちのく公園(湖畔公園)のコキア畑ライトアップイベント「コキアカリ」。
今年も行って来ました。
カメラは、もちろんEOS KISS Mと、EF-M 15-45mm F3.5-6.3 IS STMと、EF-M 55-200mm F4.5-6.3 IS STMのEF-Mコンビです。
↑みちのく公園を夜中に撮影出来るチャンスは、このようなイベント日しかないため、入口の記念撮影も是非やっとかないと!
ISO感度6400で撮影しましたが、EOS KISS Mは、キヤノン最新プロセスのAPS-Cセンサーであるため、私が持っている全てのカメラの中で断トツで画質が安定してます。
EOS 7D Mark2の2020万画素APS-Cセンサーも良かったのですが、かなり進化してて、フルサイズセンサーがあればベストでしょうが、無くとも困らないかも、という所まで来ています。
↑滅多に撮れないみちのく公園の夜中の景色。
ISO感度8000で撮影していますが、EOS KISS Mは、ディテールをギリギリ保った高感度撮影は、8000までは行ける印象。
これくらいあると、シャッター速度をそこそこ上げて撮れるので、低照度でも動きのある被写体にも対応出来るかな。
↑コキア畑に向かう途中の小道もライトアップされています。
これはISO感度2500で撮影。
EOS KISS Mは、ISO感度2500は十分に画質重視の撮影に使える印象。
このあたりになってくると、1インチセンサーのPowerShot Gシリーズだと、キヤノン最新プロセスAPS-Cセンサーには突き放されてしまうところ。
ただ、APS-Cセンサーは、センサーが巨大過ぎて、ぼけの大きさに振り回される悩みもあり、どちらかが一方的に有利という事が無いのが難しいポイントでもあります。
↑ISO感度4000で撮影。
ISO感度4000~5000は、画質最優先の撮影にも行けなくはないが、その場合はやや警戒という感じでしょうか。
高感度でも画質最優先なら、なるべく2500くらいまで、厳しい時は様子見しつつ4000くらいまで、という感じでしょうか。
ディテールもしっかり残せるので、撮影の幅が大きく広がります。
↑いよいよコキア畑のライトアップです。
Bluetoothになったリモートスイッチを買ってないので、セルフタイマー10秒でシャッター切ってますが、10秒はテンポ悪いですね。
スマホアプリでシャッター切るようにすればいいのですが、今回はバッテリー容量重視でセルフタイマーで撮り切りました。
↑EVFは使わず、バリアングル液晶のみの撮影。
めったくそに便利で、夜景撮影においては、ミラーレスはもうマストだなぁという感想。
一眼レフだって、夜景は絶対にミラーレス撮影しますもんね。
その昔はミラーアップ、今はミラーレス(ライブビュー)で、レコードからCDに置き換わったくらいの時代の変化になりました。
↑去年はPowerShot G5Xで、そのピントの深さに感心し、過去最高のコキア畑が撮れた!!と大喜びしていましたが、こういう場合はやっぱりG5Xの方が画としては良いかな?
ただし、ピント合わせは圧倒的にEOS KISS Mがやりやすい。
暗い中でもAFが当たるのは大きい。
当たらない時はMFにすれば良いのですが、MFは、これはもう過去最高にやりやすい。
一つ気になったのが、アイセンサーの問題です。
この翌日に、EOS Rのプレミアムセッションに行ったわけですが、何とEOS Rも同じだったんですが、バリアングル液晶で撮影中に、EVFアイセンサーの前を指などで遮ってしまうと、撮影中のモニタがブツッと消灯してしまう仕様なんです。
これはちょっと焦るので、注意して使わないといけないですね。
夜景撮影は、EOS KISS Mの快適さを再認識しましたが、セルフタイマー10秒はとにかくいかん。
早めにリモートスイッチをどうするか固めないと、先々苦労してしまう予感がします。
スマホアプリか、Bluetoothのスイッチを買ってしまうのか。
何はともあれ、撮影は楽しかったです。
レンズに関しては、EF-Mレンズはとても軽くて性能も良く、とにかく使いやすい。
すぐにでも、EF/EF-Sレンズを装着したくなる・・・と思っていたのですが、あまりにもEF-Mが快適過ぎて、そのチャンスがまだまだ訪れていませんでした。
EF 50mm F1.4 USMレンズを初めて装着するのは、この撮影の2日後にようやく・・・とかなり遅くなりました。
最後に、帰り際に撮った、イルミネーションと売店です。
イベントの時しかここに売店は無いので貴重な風景だったりします。