この前、EOS KISS Mが家に来てくれた嬉しさのあまり、EOS KISS Mが来てくれた記念に、家の全カメラを出してみるという記事を書かせていただいたのですが、まさかの「PowerShot SX710 HS」を忘れるという痛恨のミスをしでかしてしまいました。
そのお詫びというわけではないのですが、今回は、PowerShot SX710 HSで撮った写真の大特集です。
PowerShot SX710 HSは、キヤノンのポケットカメラなのですが、小さくて薄いポケット・イン可能ボディに、光学30倍ズーム(APS-C換算で16-469mm)という無茶苦茶なズームレンズ搭載してて、このカメラさえあれば、もうスマホ買う時にカメラの性能なんか一切気にしなくていいやとなった初のカメラでもあります。
WiFiでスマホ連動もたやすいし、今でも大活躍してます。
記録メモから作品撮りまで、信じられないくらい大量の写真を、あらゆる場所で撮っていて、このカメラと共に歩み相当色々な経験したなぁと感慨深くなるほど。
↑雲を入れて満月を撮った時の写真です。
この巨大さ、どういう事やねん!!という強烈ズームが軽々出来ます。
APS-C換算で最大469mmですが、さらにデジタルズームで938mmまで可能・・・。
↑これは楽天イーグルスとジャイアンツの試合を観に行った時の写真ですが、外野スタンドから、マスコットをこんだけ引き寄せて撮れます。
ただ、物理的な画素数は2000万画素なのですが、1/2.3インチセンサーなので、あきらかに過剰画素。
どうしても1画素のクオリティが低いため、総合的には、良くて600万画素から500万画素弱くらいの実効画質の感覚ですね。
↑手持ちの機材写真を撮りましたが、こういう機材写真では、1/2.3インチセンサーのピントの深さはめっちゃお役立ちです。
しかし、EOS KISS X7の、小さくて軽くて、しかもふっくらキュートなスタイリングはもはや唯一無二で、いつ見ても惚れっ惚れしますね。
X7は、この小ささに一眼レフ構造を詰め込んでいて、なんだかんだ言って、歴史的な小型機の名機になりましたね。
↑PowerShot SX710 HSは、一言でズバリ「このカメラでしか撮れない画が多い!」という事ですね。
後継機はまぁ同じグループとして。
こういう、ひまわりが一面に広がる・・・というような構図では、1/2.3インチセンサーの極めて深いピントがベストだなあ!!
ただ、画素数が多過ぎて、1画素のクオリティが低くなった結果、実効画質で500万~600万画素なのだから、センサーも最初から無理のない物理500万画素などで出て欲しかったところ。
↑こういうトンボとかの撮影では、APS-C換算で469mmレンズは極めて大きな威力ですね。
↑ポピー畑も、1/2.3インチの深いピントはすげぇです。
↑これ、町を歩いていたら、道端の花壇にナスがあったんですよね。
ポケットカメラなので、軽々持ち歩いてこういう突然の景色にも対応できるのが大きい。
↑PowerShot SX710 HSは、私に、(当時)より手軽なはずのスマホでの「メモ撮り」をやめさせて、こっちで撮るからいいやと言わせたパワー。
やはり本物のカメラはしっかりしたボディがあるから撮りやすいんやよ。
メモ撮りだって、撮りやすい機材使いたいもの。
というわけで、科学館に行った時に展示されてたキヤノンのビデオカメラXL-1です。
キヤノンのビデオカメラは結局買わずじまいでしたが、このXL-1は、本当に憧れたなぁ。
このエビぞりデザインと、紅白のカラーリング!! もう断トツですよね。
ただ、値段がやっぱりかなり高いのと、当時のビデオカメラはどれだけお金をぶちこんだとしても、所詮は撮れる画が低解像のSD規格でしかなく、ここで血を吐く覚悟はないな、というのが正直なところ。
今や、EOS KISS Mさえあれば、手のひらの小さくキュートなカメラで、XL-1を遥か雲の上まで超える、EOS 4Kムービー撮れてしまう。
↑これは、グラスに入れた氷に、ガラケーのLEDライトを当てたものですが、こういう撮影もこのカメラはこなしてくれます。
↑パトカーが集まっていた!!
みたいな、報道写真的な事も十分に可能です。
ポケットに入れて歩けるカメラでこんなんなんで、巨大一眼レフよりいいんじゃないかな?
画質面では弱いけど。
↑写真が沢山ありすぎて、何百分の1も載せられないのが残念だけど、八木山動物公園でも結構色々な写真撮ってましたねー。
水中で口をガバッと開けるカバ。
そういうシーンはこの時しか撮れなかったかな?
メインの一眼レフより、サブのPowerShot SX710 HSの方が気に入った写真が撮れている・・・というのは割とありがち。
↑PowerShot SX710 HS面目躍如のキリンの写真。
まつ毛までくっきりという。
望遠と言っても極端な超望遠なので楽しい。
↑これ、八木山動物公園の雄と雌のライオンなんですが、今は、哀しい事にどちらも死んでしまっているのです。
えっ!!と驚かれる方もいらっしゃると思うのですが、今は、八木山動物公園(セルコホームズーパラダイス)にはライオンいなくなりました・・・。
在りし日のライオンそろい踏みしている写真。
PowerShot SX710 HSは、記録写真も多いため、かなり貴重な写真も増えています。
↑こういう、草に姿を隠すトラとかは超望遠レンズじゃないと撮れないですね。
↑きつね村のキツネです!!
↑三沢基地に行った時に、敷地内にあった、三菱GTOです。
リトラクタブルヘッドランプのモデル!! 何気にスゲー貴重なクルマです。
ホンダのNSXと、三菱GTOが、当時の国産280馬力マシンで乗ったトップ2ですねー。
↑三沢基地での明るい米兵さんたち。
PowerShot SX710 HSって、「よし写真作品撮ろう」みたいな思いじゃなく、ホント気軽に記録写真、記念写真の感じで、ポンポコ撮ってるわけですよ。
ただ、そういう写真の方が、後から見てすっごく心に来るし飽きない!
よく、写真的にどうとか、余白がどうとか言いますが、いやーーーーそんなん考えて撮ってたら逆にアカンわ。
感じたままにポチッと撮ったら良いわ。
まぁピンボケとかは別にしても。
↑紅葉写真も結構撮ってるんですよねー。
しかも、一眼レフより気に入ってたり・・・。
これ長老湖近辺の写真ですが、今年もこういうのこれから撮りたいなぁと思ってます。
↑これ逆光の中、紅葉の中に立つ秋保のホテル撮影したんですが、この時、メインで持って行った一眼レフよりこっちのが気に入った写真撮れて大ショックだった気がする。
↑ピカソ展行った時の記念写真です。
こういう記録・記念写真がめっちゃ多くて、しかもPowerShot SX710 HSで撮ってる事が多く、このカメラの果たした役割は大きい。
↑イルカの写真もズームすげぇ。
ただ、このカメラ、さすがに動体撮影には弱いので、そこらへんはしゃあない。
↑引きの風景写真も、そつなくこなします。
広角側はAPS-C換算で16mmなので立派。
ただ、やはりディテールは甘め。
実効で500万画素くらいのディテールと思っておけば間違いが無いところ。
↑最後に、今夜の月と、太陽を載せてみたいと思います。
太陽も月もこのでかさ。
トリミング一切なしでこんだけデカく撮れるのかというポケットカメラ。
大変なやつです。
PowerShot SX710 HSはこれからも末永く使いたい。