2018年10月24日水曜日

写真・ビデオ処理用のパソコンに悩み

私の写真・ビデオ処理用のパソコンは、2011年に購入した「Acer Aspire 5750G」というモデルです。

このパソコン、本当に良く頑張ってくれていて、今まで全く力不足を感じていなかったのですが・・・。

ついに、EOS KISS Mの2400万画素C-RAW現像や、4Kムービー処理をするに至り、さすがに不足感が出てきました。

Aspire 5750Gそのものには、今も全く不満がなく、出来ればこのままずっと使い続けたいくらいなのですが、そうは言っても、2400万画素C-RAW、4Kムービー24pが、いよいよギリギリかなぁという現実に直面して、かなり悩みが出ています。

そもそも、いずれ導入したいカメラ「EOS R」が、ギリギリと判断した2400万画素を軽く超える3000万画素(APS-C換算でx0.625倍のフルサイズモードの時)になっちゃってるので、確かに緊急ではないけれど、このままだと先行きは厳しいぞと。


■何とかこのまま行きたい

ただ、正直、欲しいパソコンが一台もない・・・。

欲しくもないものを、必要に迫られて焦って買うというのは、私の性格上もどうしても受け入れられない。

というわけで、限界を超えてAspire 5750Gを何とか快適にならないか考えてみました。


↑結構でかいのが、スマホのように任意のタイミングで主記憶装置(メインRAM)をクリーニング出来る「EMPTYコマンド」を叩きまくる事。

EMPTYコマンドについてはこちらの記事

このコマンド、気休めではなくかなり有効です。


↑ふと思ったのが、Aspire 5750Gに搭載されているGPU「GeForce GT540M」を使えないか?という事です。

キヤノン純正RAW現像の「DPP4」と、キヤノン純正ムービー処理ソフトの「Image Browser EX」を愛用しているのですが、これらの処理にGPUを使えないか?と思ったわけです。

結論を言うとだめでした。

一応、OSのコントロールパネル>NVIDIAコントロールパネルから、プログラムをどのGPUで処理するか?という設定が可能で、「GeForce 540M」を指定する事までは出来るのですが、実際にプログラムがGPUを使って速くなる・・・という事はありませんでした。


↑ホントに使えてないの?錯覚なんでないの?と思われるでしょうが、証拠があります。

GPUが使われているかどうかモニタ出来るツールがあるんですが、ここに全然出て来ない。


↑実際にOSのタスクマネージャでGPUの動きを見ても、全くありません。

というか、何で付いているの? というくらい外部GPU使わないですねー・・・。

ゲームはやらないし、次から外部GPU付きノートは買わないようにしよう・・・。

このブログ、感動系ブログなのに、こんなにテンション下がってどうするの? というくらいテンションが下がりまくり。

もうだめだ・・・。


↑と思った時、「その設定」が現れた!

というか、DPP4の環境設定なんですが、「画像処理にグラフィックプロセッサを使用する」というチェックボックスがあったとです!

ヒロシです!という元気な掛け声とともに(心の中で)チェックボックスをオーーーーーーーン!!

怨じゃないですからねONですからね念のため!


プレビューの画像処理が爆速にーーーー!!

現像処理そのものは速くならないみたいですが、今まで画素数が増えるごとに鉄のオモリがつけられたかのように遅くなりまくってたプレビューが爆速!!

1200万画素のEOS KISS X2・・・ほどは速くないものの、不満の無い速度です。

現像処理に時間かかるのはしゃあないとしても、見るだけ、確認したいだけでも、重たい処理が始まる感じだったから、天と地ほども違います。

GPUすげーな。

というか、最初からONにしていないのはなぜ!? そうか、GPUのありがたみを思い知らせるためかッッッ!!

フ・・・GPUすげーぜ。


↑プレビュー爆速なだけで、劇的に違うのですDPP4。

いやー、あんまりDPP4使いこなしてないからよく分かってないけど、2400万画素からは(私の環境では)確実にGPU使わないとヤバイですね。

2000万画素までは特に大きくは気にならなかったのに。

EOS Rのフルサイズモードなんか3000万画素・・・あ、なんか急にいらなくなって来たような・・・(気のせい)。

誰なんだ画素数を増やそうと考えた人は・・・。

1画素のクオリティを高めればもしかして600万画素でも良いんじゃないのかという疑念がいつまでも払しょくできない!!