2019年1月27日日曜日

Visual Studio CodeのターミナルをCMDからPowerShellに変更する方法

個人的にも、超テキストエディタとして、まさに炎の活躍を見せるようになって来た「Visual Studio Code」ですが、エディタの中でコマンドを入力出来る「ターミナル」という機能があります。

ここを間違ってCMD.exeにしてしまいました。

やっぱりPowerShellがいいなぁ・・・と思ったところ、なんか意外に手間取ってしまったので、変更の手順を記しておきたいと思います。


↑まず、そもそもPowerShellって言うけど、じゃあ実行モジュールはどこに、何という名前で存在しているのか? そこを正確に押さえておかないと設定に入れません。

この名前を取得するのに、まず、PowerShellを起動してみます。

$PSHOME

↑このコマンドで、まず具体的な場所が分かります。

私の環境では「C:\Windows\System32\WindowsPowerShell\v1.0」となります。

では、実行モジュール名は何か?

まぁ順当に言ってこのフォルダの中の*.exeを検索すればOKとなるので、以下のコマンドでさくっと検索しちまいます。


SET-LOCATION C:\Windows\System32\WindowsPowerShell\v1.0

GET-CHILDITEM | WHERE-OBJECT {$_.Name -match "^*.exe$"}

↑先ほど判明した場所に入り、単純に*.exeを検索します。

すると、2つ出てきますが、そのうちpowershell.exeをメモしておきます。


"terminal.integrated.shell.windows": "C:\\Windows\\System32\\WindowsPowerShell\\v1.0\\powershell.exe"
↑設定ファイルのsettings.jsonを直接編集し、jsonファイルにプロパティと値を設定します。

settings.jsonは、C:\Users\{ユーザー名}\AppData\Roaming\Code\User\にあります。

これを更新し、セーブすると反映されます。


↑すると、ターミナルを開いた時に、ちゃんとPowerShellになりました。

CMD.exeとpowershell.exeの関係は、Windows10になってもまだ微妙で、CMD.exeでしか出来ない事もあるので、まだまだDOSコマンドを忘れる事は許されず、ここまで来ても結構な過渡期なんだなぁ・・・という変な感慨はありますね。

1991年くらいに勉強していたDOSコマンドが、2019年でもまだまだ威力発揮したりしますからね。

コンピューターは、新しい事をどんどん覚えないといけないけど、過去を忘れてもアウトなので頑張りまくらんとあかんですね。