結論から言うと、音はしのごの細かいアラ探しすればいくらでも色々言えるけど、完全ワイヤレスとしては非常に良い製品だと思います。
このブログも、ウォークマンA100とWF-C500を接続して音楽を聴きながら書かせて頂いているのですが、確かにもっと良い音はあるんですが、ここまでの音が出ていて文句つけていたら自分の身がもたんわ!!という所まで行っていると思います。
ソニー製の満足感と美しい外観は絶対のメリット
まず、ソニーが嫌いというのなら話は終わりですが、私のように昔からソニーのオーディオが最高峰の憧れであり続けている人間には、WF-C500は、輝くような製品であると結論づけておきます。
↑とにかく外見が美しい。
マット加工の表面は品位も高く、ミント系(アイスグリーンという名前)のカラーも個人的には待望。
メーカーの主義主張を抑え、奇抜なスタイルを創造するのではなく、あくまでも主役はリスナーに徹し、リスナーが装着しやすく使いやすい形状を追求しており、ソニー2021年に新たなる覚醒を果たした説。
これはWeb等で写真だけいきなり見るよりも、店頭で自分の耳に装着して見て初めて分かる最高っぷりです。
若干、突起がなさすぎて、装着時に指が滑って落としたり弾き飛ばしたりする危険製はあるのですが、そこは取り扱い注意という所です。
あと、「SONY」のロゴがときめきの塊ですね。
やっぱ「ザ・本物」という貫禄があんよねーーーーー。
私がド貧乏な学生の頃なんか、ソニー製品なんて高嶺の花だから常にパチモンだったから、社会人になってようやくSONYロゴつけられるぜ!!と、いつの時代なんだと言われそうですが、そういうのって究極ですからね。
電車の中やハードに歩きながらはどうか??
気になる電車の中や、山道をハードに歩きながらも長時間使ってみました。
まず、ノイズキャンセリングは非搭載なのですが、優れた遮音性があるので、外音が入ってきて音楽と重なるため、ボリューム不足になってしまう部分は確かに出てくるのですが、ノイズキャンセリング無しとしては十分でしょうと言いたい。
イヤーピースを変更して行けばもっと効果が高まるかも知れないけど、純正だけも全然良い感じ。
また本体が小ぶりでシッカリ耳に装着されるため、一度も落とす不安を感じた事がなかったです。
本体がとても軽いため、山道を踏みしめた時でも衝撃でイヤホンが揺れる事も少なく、音質以上にアドバンテージがありました。
このあたりは、ソニーが完全ワイヤレスイヤホンを作り続け、研究を進めた最新鋭モデルの恩恵としか言いようが無い。
このWF-C500を使ったユーザーの声などは、次回のハイエンド最新鋭機「WF-1000XM5(仮)」にフィードバックされてますます進化するのは疑いようもないです。
では欠点はないのか? いや、ある
人を選ばない、万人が良い音と思える音をシッカリ出せる完全ワイヤレス。
これだけで大したものです。
ではパーフェクトなのか??と問われると、まだ課題があります。
個体差なのかも知れないですが、ソニーの「Headphones Connect」というアプリを使っても、接続にミスったり、他の機器とマルチに接続を切り替えるのがうまくいかなかったり、音ではなくて、利便性の方にまだガタツキがある印象。
このあたりはまだ先になりそうですが、ファームウェアのアップデートが来るまでは我慢かも知れません。
ちなみにハイエンドのWF-1000XM4とて、ファームウェアのアップデートが1回来るまでは、音じゃなくてこの利便性にガタがあったんですよね。
音は確かに最高とはいかないまでも、繰り返しますが問題なく良い音です。
イヤホンはエイジングと言って、使い続けて行けば行くほど音が良くなっていく(設計時の性能が出るまで時間がかかる)ため、正直、新品で大して使っていない恐れのある今の時期の音の評価を鵜呑みにしてはいけません。
新品時が最もショボく、使えば使うほどに右肩上がりに音が良くなっていくため、使い続けると今日の評価より明日の評価が良くなるのです。
WF-C500の音の評価は、まだまだオギャーと生まれたばかりのショボショボのシーズンでの事なので、これからますます良くなりますよ。
これほど「買い」のイヤホンはない
WF-C500は、これからドンドン音が良くなるので、音の評価なんて心配する必要がそもそもないぜ!!
それより、1万円という大金をガンバって払う価値あるのかって話ですが、「有線」が比較になるのなら、正直有線買えって話で終わります。
そうでないのなら、WF-C500は買っておいた方が後悔しないと思う。
ハイエンドユーザーでも使い分けられるくらいの魅力あるし、これは迷わず持っておいた方が後々良い事がありそう。
↑暗闇でケースを充電している所ですが、オレンジ色の淡い光も幻想的で良い。
なんか生活に潤いが出る完全ワイヤレスイヤホン、という感じです。