これも子供の頃にハードウェア(PC8801)があまりにも高すぎて買えず、プレイできないまま今日まで来てしまい、もう一生無理かな...と思っていた夢のタイトルの1本「ブラスティー」。
ついに初プレイがかないました!!
ついにあのブラスティがプレイ出来る!!マニュアルは必読
ブラスティーは、あのサンライズがメカデザインを担当し、当時としては画期的なダイナミックなアニメーションをするSF-RPG作品。
↑怒涛の如く来たーーーーーーーーーーーーーーー。
ブラスティ!!
このタイトルが自分のPCの上にドドーンと表示される日が来るとは。
↑最近作られたゲームだと、マニュアル読まないでも済むように、念入りなチュートリアルや説明があるものですが、この当時のゲームはまさかそういう需要があるとは思っていない時代なので(当時はゲームそのものがマニアのホビーだったため、ゲームはある種の修行でもあった...)、マニュアルを熟読しないとスタートも出来ない状態となってます。
最初にブラスティの装備を揃えないと出撃できないのですが、この画面よ。
マニュアル読まないと何をどうしたら良いか想像もつかない感じなので、マニュアル無いと、何したら良いかわからずにここで終わってしまう人もいそう。
ともかくエンジン買わないと出撃出来ないのと、まさかの(尽きるとゲームオーバーとなる)エネルギーまでもが無いので、お金使ってチャージしないといけません。
このあたり、理解して装備揃えるまで10分くらいかかってしまった。
恥でもなんでもなく、ネットの攻略や解説サイトをありがたく見せてもらいながら進むのがオススメです。
むしろそういう補足情報あった方が、楽しさが増大すると思う。
宇宙空間が...わけわからんというピンチ
いよいよ出撃!!まずは人類の90%が住むという(ハードSF設定だのう...)宇宙都市の3D通路を通り、いよいよ宇宙空間に飛び出します!!
星がふわ~っと流れて綺麗!!
おおっ、すげぇぜ!!
と思うんですが、星が流れるのはグッド表現なのですが、そのまま3D迷路になってます...
適当に進んだが最後、この「星が流れる」という表現に幻惑されるので迷子になります。
というか私は迷子になりました。
別にいいじゃん、迷うのも楽しいよ!!そんな風の思えれば良いのですが、このゲームにはそれを許さない「エネルギーがどんどん無くなって行く」という縛りがあるのです...
迷子 = エネルギー切れでゲームオーバーのデス・トラップがあるのでやべぇ。
戦闘シーンはもう最高!!これぞ待っていたブラスティー
宇宙空間をさまよう恐怖を感じつつうろうろしてると、ランダムに敵ロボットとのエンカウントがあり、いよいよ戦闘シーンです。
これは素直にすげぇです。
↑戦闘ですが、3ターン分のコマンドを先行してまとめて入力しておいて、後は戦闘のアニメーションを楽しむというデザインになっています。
ブラスティーは、可変メカなんです。
シューター(宇宙戦闘機)から、ガンナー(ロボット)に変形し、戦います。
↑戦闘は3ターン分のバトルを手に汗握って見ているようになります。
アニメが想像を超えてダイナミックに動く!!
プレイステーションを経験して来ているのに、やはりかなり見事なアニメーションで、子供の頃にこれに遭遇してたら興奮のあまりに倒れてたかも知れない!!
ちなみにフロッピーディスクの読み込み待ち時間を再現したのか、戦闘シーンのアニメの読み込み時間が何秒間か作られています。
戦闘シーンをOFFにするかどうか、ゲーム開始時に聞かれるので、アニメが飽きたらOFFにも出来るのかな。
これをOFFにしたらブラスティーやる意味も薄くなるから、OFFにしようと思わないので試してません。
ブラスティーが強くてカッコいい!!
シビアな時代のゲームだし、ブラスティー弱くて苦労するかも...と身構えていたら、ブラスティーが強くてカッコいい!!
敵にバルカン砲(初期これしかない)を次々にぶっ放し、2セット(1セット=3ターン)あれば撃破です。
↑シールド買ってあると、シールドで敵の攻撃を防御したり、アニメーションの種類も増えるので楽しい。
敵を次々に撃破出来るので、発進してしまえば連戦連勝で楽しい。
あーーーブラスティいいなーーー。
しかし、戦闘は楽しいのですが、この後大変なことに...。
圧倒的強さで連戦連勝なのにゲームオーバー...
戦闘は連戦連勝で、ブラスティ強い!!実に強い!!と気分高揚なんですが、問題なのはフィールドである宇宙空間。
テキトーに進んでも何とかなるでしょ?と甘く考えていたら、本気でどこに進んで良いのかさっぱり分からない。
まず、迷子の以前に、自分がどこにいるのか、どの方向を向いているのすらも、見栄えの良い星が流れるアニメに幻惑されてサッパリ分からない。
それは、まぁ、良いのですが...このゲームは迷ってウロウロすると大ペナルティがあるのです。
↑唐突にゲームオーバー!!
理由は迷子でうろうろしてるうちに、エネルギーが0になってしまったから。
うおおおおーーーーーーやり直しだーーー。
これは批判とかではなくて、そういうデザインだってのを噛み締めています。
エネルギー切れで、ブラスティーが何故か撃破されてしまう(自滅?)から、そうならないように緊張してくれよ!!という事なんです。
このあたりは、自分が理解してないとトンデモな目にあいますが、理解して乗り越えると「へっ、やってやったぜ!!」という気持ちから、高揚感が生まれてさらにゲームにハマって行く起爆剤になると思われます。
ともあれ、戦闘シーンだけでも大きな価値ありです。
ふと思ったけど、人間キャラは出てこない感じ?どうなんだろう。