そこで思ったのですが、確かにPC8801版も良いのですが、ファミコン版の「ハイドライド・スペシャル」も実は素晴らしかったのだなぁと気が付きました。
※今回の記事ではPC8801という言葉が出てきますが、見ているのはPC9801版のハイドライドです...すみません。
音楽が無いのと、操作性に課題ありのPC9801版
PC9801版のハイドライドは、さすがにハードウェアの余裕が当時のファミコンを上回るため...
↑当時の、容量が1KB単位で貴重だった余裕の無いファミコンでは贅沢過ぎて無理だった、特徴的な一枚絵もPC9801になら入っています。
↑ただ今回初めて知ってビックリしたのが、PC9801版は音楽が全くありません。
おっと、これは?!
原作者の方からすれば「当時は音楽とか無くて良いの!とお叱りを受けるかも知れませんが、私はファミコンのハイドライド・スペシャルしかやっていないため、個人的には当時、あのドラゴンクエスト(初代)やゼルダの伝説(初代)と並んでも遜色ないくらいだった、ファンタジックで明るめのテーマ曲が印象深く、全くの音楽なしは単純にビックリしました。
もちろんこのハイドライドというタイトルそのものには何の非もありませんが、自分勝手に寂しいという感情を抱いてしまった...申し訳ない。
↑ただしこれは厳しいだろうってのが操作性です。
PC9801版はテンキーでキャラクターを操作するのですが、ZenBook 13にはテンキーが残念ながら無いのです(ソフト的に表示する事は可能なんですが、残念ながらそれでは動作しませんでした!!)
アプリのキー割り当てだと、テンキーをカーソルキーに割り当てる事も出来ず、びっくりしてしまった。
出来るゲームもあるのだから、出来るように計らって欲しかったー。
それで仕方なく、アプリのキー割り当て設定では「W,A,S,Zキー」に移動(テンキー)を割り当てしているのですが、さすがにキー配列が斜めっているわけですから、アクションゲームの移動に使うにゃあ厳しい。
というわけでファミコン版のハイドライド・スペシャル
というわけで、まさかの展開ですが、ファミコン版のハイドライド・スペシャルが恋しくなってしまって、ハイドライド・スペシャルを...買いました!!
↑今になってみると、の話ですが、ハイドライド・スペシャルって、確かにPC9801版のように豪華な一枚絵とかは無いのですが(容量が足りなさすぎる)、オープニングでは魔王バラリスがアン王女に魔法をかけて3人のフェアリーに変えてしまった!!というエピソードを動きで表現してて、実はかなり盛り返しています。
一方的に「パソコンからファミコンへの移植 = 省略バージョン」という思い込みがありましたが、進化バージョンというのも当然ながらあるんだなぁというのを思い知った次第です。
なめててすんませんファミコン。
↑本作品は、ファンタジックなBGMも当然ながらしっかり流れ、寂しさはありません!!
このテーマ音楽は、当時は、あのドラゴンクエスト(初代)や、ゼルダの伝説(初代)にも劣らない名曲として心に刻まれてたんで、嬉しい限り。
さらにPS4コントローラーもバッチリ使えてるので、PC9801版から一転して、操作性は文句なし。
グラフィックスも、色使いとキャラクターのドットデザインが考え抜かれており非常に好ましい。
ファミコンって、こういう明るくかわいらしい絵柄を得意としている(ちゃんと綺麗)というのが良く分かりますネ。
ファミコンは背伸びしないと十分に綺麗なんよねーーー背伸びしなければ。
惜しむらくはPDFマニュアルが付属していない事。
これ今の基準からするとかなり特殊な操作性(アタックボタンを押しながら体当たり)なので、無説明で売って大丈夫なのか問題。
実は、これの本物(カセット)を、内袋や外箱、付属品全てを当時のまま完全保存して持っているので、そっちをそのまま読めば良い環境にはあるんですが...自分だけが良ければ良いというわけではないのでPDFマニュアルは全品付けて欲しい...