2022年5月29日日曜日

(カメラ) EOS R10購入の可能性を探るため、EOS KISS Mでシミュレーション

じっくり深く考えるほどに、今回のキヤノン渾身の一撃「EOS R10とEOS R7の発表」は心に響いてきました。

そこで、座してただ時を待つのではなく、自分から動いてみようという事にしました。

いやなに、そう大げさな話ではなく、手持ちのEOS KISS Mがちょうどあるので、それをEOS R10とみなしてシミュレーションしてみようという事です。


EOS KISS Mを元にしてEOS R10を考える

もちろんEOS KISS Mの方が、EOS R10よりもさらに小さいのですが、マウントアダプターを装着し、EFレンズを重ねて装着すれば、だいたいの感触は一緒になるであろうという思惑です。

サイズ的には、一眼レフの「EOS KISS X2」の方がより正確なのでしょうが、撮影の段階になれば、一眼レフとミラーレスはまるで違うので、あまりバタバタしたくない。


まず外観ですが、短期間にXperia 1 IIの圧倒的に清楚で可憐なXperia 1 IIの外観に慣れたので、今、EOS KISS M + EF 50mm F1.8 STMレンズの姿を見ると、まさに...「亀・岩石」...亀岩石という感じで「うううううむ微妙」ってなりますね。

昔は仰々しくて気に入っていたのですが、身近な知り合いこの亀岩石ルックが怖いと言う女性がいるので、持ち歩くのがちょっとトラウマです。


まぁかなり「亀岩石」なルックスですが、握って操作しやすい事を主語にしたものなので、これはしゃあない。

ただ、キヤノンのカメラは、亀岩石の中でも比較的優しい感じで威圧感を抑えようと努力しているデザインなので、そこを頼りにして回復して行くしかないなぁというところ。


ちなみにこれがXperia 1 IIです。

めちゃくちゃに綺麗ですね...

ソフトケースに覆われていますが、個人的には、現役モバイルでは世界で一番美しいと思っているマシン(カメラ)で、こうしてみると天と地の差ですな...


ちなみにカメラ専用機は、液晶モニタの画素数をスペックで自慢したりしますが、Xperia 1シリーズのモニタは、そんなものじゃない、泣く子も笑う4K有機ELモニタ(!!!!!)なので、画素数なんぞはいちいち自慢する時間が無駄なので無言になる次元の違う凄さです。


望遠撮影はやはりEOSに一日の長あり

EOS KISS MにEF 50mm F1.8 STMを装着すると、焦点距離はXperia換算で80mmの望遠カメラになります。

Xperia 1 IIの最大望遠は70mmなので、それを上回る望遠を得られるのが味噌。

↑EOS KISS Mは、キーを徹底的にカスタマイズしているので、ファインダーを見ながらの操作性も画質も、文句なしに素晴らしいです。

見かけは「亀岩石」なのですが、その甲斐がある、一眼ならではの操作性です。

ただし、キヤノンのコダワリによって、「エントリー機は決して上位機ほどの快適さにはさせない」が発動しているのか、オールマニュアル操作だと、絞りとシャッター速度を独立したキーで別々に操作する事が出来ず、1ダイヤルをボタン操作で機能切り替えして使います。

現実にはそれでもかなり便利なのですが、超シビアな撮影をする者にとってみれば、シャッター速度と絞りが切り替えだとリズムが崩されて困るかも。

一眼レフのEOS KISSにあった「Avボタンを押している間だけ絞り操作になる」という、非常に優秀だった操作性、これがなぜかKISS Mでは撤回されたのも辛い。

このあたりは、EOS R10ならば問題なく解決しているはずなので、もうこの時点でEOS R10にするアドバンテージが噴出して来てますね。


EOSの後でもXperia 1 IIは引けをとらないのが凄い

今度はXperia 1 IIですが、普通、一眼のEOS KISS Mで撮影した後だと、多かれ少なかれ落差を感じるものなのですが、全く落差を感じません。

操作性はしょうがないとしても、出てくる画はイメージ通りだし、撮影も楽しい。


強い光が当たっている所の花とか、難しいシチュエーションでも、色も何もちゃんと欲しいものが撮れます。

逆に、Xperiaは、カメラの知識のある人に寄せすぎた結果、スマホの中では異端として扱われていて、万人向けではないと評されるほどに独特になってしまいました。

Xperiaを世界でもっと普及してもらいたいと思った時は確実にマイナスですが、カメラ専用機としてまっとうに使える唯一のスマートフォーンとしての個人的な価値は果てしなく高いです。

こうして、EOS KISS Mに、全く遅れをとることなく、肩を並べて併走できる脚力があるというのが分かり、テンションバク上がりです。

Xperia 1 IIをメインとして、手が足りない望遠をEOS R10で完全にカバーする...という道はかなりアリだという結論です。