てなわけで、EOS R10が買えたとしたら、EOS R10のパートナー機となるであろう「EOS KISS M」と、標準ズーム候補のシグマ28-200mm F3.5-5.6を装着し、早朝の撮影に繰り出してみました。
撮影の楽しさはバッチリ!!画も独特の味
まず、撮影の楽しさはバッチリです!!
EOS R10を想定してアレコレ検討してますが、その前に、EOS KISS Mそのものがちゃんと楽しいです。
そして、シグマ28-200mm F3.5-5.6ですが、もちろん最新でデジタルレンズのようにカッチリした写りではなく、色収差を始め収差がかなりありまくりですが、今やその光学の粗が、コンピューターでは作り出すことが出来ない複雑な味となり、アドバンテージになる日がやって来ました。
まさにデジタルへの反逆というところでしょうか!!
プロセッサの演算ではどうしても出せない複雑な収差の妙味... フィルム用レンズが今更主流になるはずもありませんが、これは持ち味としてアリです。
何もかもが全部レトロなフィルム調というのも飽きますが、適度に織り交ぜて楽しみたいと思います。
しかし、確かに見た目はスマートフォーンのXperiaと比較すると、大げさで、街中で持ち歩くと冷たい視線を浴びる専用機ですが、実力は確かに破格ですね。
Xperiaがギリギリ付いていけるかというところ。
しっとりした、空気の水分を画に取り込めるほどの力は、やはり専用機にしかありません。
Xperiaもカメラ専用機として素晴らしいですが、どうしてもEOSと比較すると歴史が浅いし...
遠景や、自然と街が混在した風景なども、カッチリとはしていませんが、やはり味たっぷりに撮れます。
この特性は、EOS R10であろうとも関係なく継承されるはずなので、組み合わせが楽しみです。
EOS KISS Mはこうしてみるとやっぱり素晴らしいカメラですね。
EOS R10を買えたと仮定した時、パートナー機として立派にやって行けると確信しています。