2020年8月22日土曜日

画の美しさでもカメラ本業機がスマホに負けた日?

ちょっと職場でカメラについてショックな事がありました。

私の職場は、ITの中でも特に先端のシステム開発やってるだけあって、世の中の流れには相当早くから食らいついて行ってる感あります。

上司や同僚を尊敬し日々全身全霊をかけて仕事してるわけですが...そんな中で、特に家族ぐるみでカメラを趣味としてる同僚に今のカメラとスマホについて話をしてみたところ...


■完全にカメラの時代は去ってしまった!?

その同僚、かなり良いミラーレス一眼を持っていたはずが、もうやめるみたいです。

理由は、GoogleピクセルやiPhoneのような「AIが画像を補正するタイプのカメラ」の超威力を思い知り、私もツイッターやブログでちょいちょい書いていた事ですが、「一眼で撮影して下手な後処理するくらいなら、最初からAIの方が優秀な時代になった」という認識です。


↑私はまだまだスマホだと、望遠撮影や動体撮影には向いてないから、PowerShot G5Xや、EOS KISS Mくらいのサイズ感のカメラなら、まだまだ大丈夫派ではあるのですが...一般的には広角や標準撮影がメインなので「もういいや」という流れなんですね。

結局、カメラって、昔のように「マニアックな趣味」に逆戻りしてしまったのかなぁと。


↑私もROG PHONEにより、最先端の設計年次ではないものの、れっきとしたAIカメラを所有してその威力にうすうす気づいてはいたものの、世の中はもう本格的に「わざわざかさばるカメラ本業機で撮り、人間に下手な調整されるより、最初から優秀なAIに任せられるスマホカメラが良い」になってたというショック。

まぁ、構図とかタイミングとか、人間が入り込む余地はあるものの、ことカメラ本体においては、センサーのノイズの優劣なんか時代遅れの話題でしかなく...

「もはや、カメラ本業機の方がスマホよりも信用できなく、スマホの方が(AI込みで)信用できる」というのが本流になってるんですね。

実際、職場で公的に集合写真とか撮る時は、昔は一眼レフとかで撮って時間かけて後処理してたけど、今は最新のスマホカメラでささっと撮る方が安全・確実・綺麗という時代になっちゃってますからね(過去形)。


■カメラマンが失業する時代へ!?

↑業界挙げて、本来なら半導体の存在として不自然極まりない「フルサイズセンサー」などの巨大センサーを持ち上げた結果、(マニア以外は)一切寄り付かない魔境を作って終わってしまった感ありますね。

メカの話ならこれで良いのですが、後処理も含めて、チェスや将棋のようにAIの方が人間を遥かに凌駕する時代になったので、カメラマンも別にいらねぇって話になりそう。

カメラマン失業というのは大げさですが、AIの方が安心となると、そう遠くない未来に「自分でやる(余裕でやれる)からカメラマン不要」とはなりそうです...。