この原因ですが、以前の記事でも書かせて頂いた通り、Celeron N3350が加熱して、クロックが下がる(上がらなくなる)ために起きる現象だという事が分かりました。
今回の記事では、じゃあ実際どうなったらだめになるのか??という詳細について書かせて頂きたいと思います。
■冷えている時は2GHzオーバーで超快適
↑ゲームは、この世のアクションゲームの中で一番大大好きなDOA6やってます(※とは言え、PS4リモートプレイは別にどんなゲームやろうが負荷は同じです)。起動直後で、ASUS E203NAがまだ熱くなっていない時は、もちろん、Celeron N3350もクロック2GHzを突破してくれるので全く問題なく快適です。
ところが、「真夏・ASUS E203NA本体を木製の机やカーペットの上にべた置き・エアコンもつけない」...そんな状態だと?10分...時にはたったの数分でパワーダウンが始まってしまいます。
■クロック1.5GHz前後なら行ける行ける
↑ただ、加熱すると、クロックがみるみる上がらなくなって来ます。それでも1.5GHz以上出ていれば行ける行ける!という所です。
あーーーやっぱり、熱くなるとパワー出なくなるんだ...という事実を再認識し、ゲーミングマシンが必死でやってる「高度な冷却システム」がいかに重要で必要な事だったのかを痛感する段階になります。
だいたい1.4GHzがギリギリの境目という所でしょう。
■1.3GHzを下回るとアウト!!
↑クロックが1.3GHz台からはもうアウトという感じです。画面はブロックノイズまみれになり、入力も画面と一致しなくなり、場合によってはカンと経験でゲーム進行できなくはないが、酷くなるとネットワークも影響受けて切断されたりしますので急いでPC本体を冷やした方が良いです。
こうなると、ASUS E203NAが、ファンレスの無音モバイルPCという美点が反転してしまいますね。
■わざと加熱するとどうなる!?
↑さらにそのまま使用を続けてわざとどんどん加熱して行くと、クロックがついに「基本スペックの1.1GHz」すらも下回る省エネ運転に落ち込み、音もブチブチ切れるし、PS4リモートプレイの画面はもう遅延とかいうレベルじゃなくてフリーズ、たまに動く、フリーズの繰り返しになります。ゲーミングマシンにとって、冷却は生命線なんだなぁというのを身をもって思い知る事が出来る瞬間です。
そういえば、9年間頑張ってくれたマザーシップPCのAcer Aspire 5750Gですが、第二世代のCore i7-2630QM搭載してましたが、爆熱で重たい処理するとクロックが1GHz台しか上がらず「あれっ?重い処理なのにクロック低いんだねぇ...さすがは8スレッドマシン!!」なんて呑気に構えてましたが...熱くてパワー下がっただけなんか...
■ではどう冷やせばよいのか?
↑ではどうすればいいのかというと、金属製の机の上でプレイする、PC本体が机や床にべったりつかないように何かでリフトアップする、そもそもエアコンで部屋を冷やしておくというのが考えられます。うちは東日本大震災以来の節電で、自室のエアコンは9年も封印中なんですが、ダイソーで買ってきた四角いプラスチックの籠を裏返してその上にASUS E203NAを載せたりしてます。
一旦過熱してしまったら、金属製の机の上とかに置くのが手っ取り早いかな。
サーキュレーターとか扇風機で底を冷やすのも効果的。
本体の向かって左側のディスプレイ寄りがカーッと熱くなりますのでね。
しかし、本当に冷却って大切ですよね。
ROGや遂に登場する最強のPS5などのゲーミング機が冷却性能にこだわるのは当たり前。
スペック数字だけ盛りに盛ったった所で、冷却が出来ていないマシンは、結果的には非力になってしまう...というくらい超絶重要。
■Windows+PS4は最強タッグ!!
↑それにつけても思うのが、Windows 10って、めちゃくちゃ進化しましたねー。格安PCでパワーが低いASUS E203NAだからこそ実感するけど、買った当時よりも今の方が遥かに快適。
弛まぬWindows 10の進化のお陰だし、小さなプレビュー画面がタスクバーのところに出ますが、それ見ながらでも少し遊べるのも凄い。
しかも、格安PCでも思う存分ゲーミング出来るし(次世代の携帯ゲーム機として!!)... PCとPS4は共存共栄の関係というのがハッキリと分かります。
これからもPCとPS4は良い関係でいて欲しい!!