2020年8月10日月曜日

カメラ売り場の絶望

久々にカメラ売り場に行って来ましたが、もう何もかも高くて絶望感凄まじいですね。

やっぱり、カメラ業界が選択した「プレミアムをバリバリ付けたフルサイズ推し」は大失敗だと思ってます。

なんだそんなの、フィルムカメラからデジタルカメラへ切り替わる過渡期もそんなもんだったじゃねーか!!と思われるでしょうが、もう事情が完全に違います。

あの時代は、この高いカメラ買えばまともに綺麗な写真が撮れる(当時のデジタルは写真というよりもテレビ画像みてーな感じでウデとか関係なく機械そのものが過渡期)!!という高くとも耐えられる理由がありましたが、今って、もう全然違う。

アップルのiPhoneさえ持ってれば、とりあえず誰でも高画質で写真撮れる時代で、そんな中でカメラ専用機がこんな金持ち専用みたいな売り方してたらもう誰も来ないような気がする。

業者とかプロとかの業務用機器として遠く離れた存在になったなぁと。

だいたいまぁ昔からだけど、6万円もするレンズを安物扱いしてる世界はやっぱヤベェですわな。

映像エンジンでしこたまエグイデジタル補正してるくせに、さらにそこで大金かかるの!?みたいな。

30万円、40万円で「安い!」とか言える金持ち会員制クラブみたいになってて、あっこれはもう行かなくていいかなとか思ったり。

ASUSのZenFone 7に搭載されるカメラとか、ROG PHONEに搭載されるカメラの方が良い時代になりつつあるか。