ただ、クルマで言えば、何が出ようとも昔から大排気量車はパワフルだったわけで、13インチ以上のサイズに余裕あるのノート向けはどうだろう...今更アルダーレイクだから高性能になっても、そんなにそんなに大騒ぎする程のもんでもないかも。
やはり進化を見せつけるなら、小型機でパワフルという部分を熱く証明して欲しいところ。
Surface Goシリーズに搭載できるアルダーレイク
具体的には、ここはもうズバリ製品名を名指しして、マイクロソフトの誇る高品位・ローパワーモバイル「Surface Go」シリーズがどうなるかを気にしたいです。
Surface Goシリーズは、こうして今まさにこのブログを書かせて頂いている機材なのですが、本体の仕上げは精緻で軽く小さく、持ち歩くPCならもうこれ以外は考えられないくらい素晴らしいです。
が、そのために、現在のCPUでは、この小さくて薄い機体に搭載できるモデルが非常に限られており、パワー面ではどうしても「ローパワー」です。
しかも条件が非常に非常に厳しく、ローパワーの中でも、闇雲に本当に最低のパワーのCPUを選べば良いわけではなく、そこそこにパワーは備えているという、数種類しか無い中での選択になります...。
これに搭載できるアルダーレイクはあるのか?! というと、まだ製品としては登場していません。
今後に期待という段階で、Surface Goの進化が欲しいという向きにはヒリヒリするような状況が続いています。
Surface Goは予断を許さない??
また、Surface Goは、その性質から製造と安定稼働が非常に高難易度かつ、値段も昨今の値上げブームの中では非常につらい8~12万円の「良心価格」で推移しているモデルのため、新型と言えども、これに合わせるんじゃないかと思われ、薄利多売の性格の製品をマイクロソフトがノリノリで作ってくれる感じではない(個人の感想です)。
もしかすると、Surface Goに限り、アルダーレイク世代は採用せず、アルダーレイク以前のCPUから選抜して搭載という事もあるかも知れない...
少なくとも、アルダーレイクが搭載されたとしても、最も消費電力の少ない、最もコア数の少ないモデルになるであろうという感じです。
今噂されているのは、Pコアが1機+Eコアが4機というモデル。
ただし、Pコアは電気を食い発熱もする事から、もしかすると、Pコアを一切搭載しない、Eコアだけのモデルになるのではないかという可能性もあります。
Eコアというと、ずばりAtomプロセッサなので、ど、どうなんだという緊張感が走りますね。
もう時代は違うんだと言われても、Atomの4コアプロセッサが、Celeronの2コアプロセッサに軽く捻られた過去を思い出し、Eコアのみで構成されたCPUは怖いです。
どうなるのかSurface Goの新型...!!!!