2021年6月5日土曜日

ウォークマンZX507が強すぎたので、XBA-N3投入前倒し!!

ウォークマンA100すらも超える超ウォークマン「ZX507」の試聴の衝撃を和らげるため、我がウォークマンA100に、とっておきのイヤホンXBA-N3を装着して聴いてみました。

本当なら、ウォークマンA100そのものが素晴らしいため、イヤホンはもうMDR-EX650APあれば大丈夫だ!!と判断し、XBA-N3を使うにしても、あと一か月くらいは先にしようかなと思ってました。

ZX507があまりにも攻めてくるのでそうもいかなくなったわけです。


XBA-N3でウォークマンA100はZX507に対抗出来るのか?

A100を軽く超えた途轍もないコストをかけたZX507に、A100が対抗できるかとか言われたら、そりゃあソニーの開発の方が怒りそう。

さすがに同じ条件なら対抗出来ません...。

というわけで、ZX507は、MDR-EX650APで試聴した時の記憶のまま、A100は、XBA-N3を装着して同じ曲を家で聴いてみました。

ちなみに、さっきからMDR-EX650APをなめてるような発言してますが、決してそんな事はなく、MDR-EX650APは非常に優秀なイヤホンです。

ただ、ウォークマンA100に、ZX507みたいな特性を与えてくれるのがXBA-N3だという事なのです。

前置き長いですが、結論だと、ウォークマンA100の素性の良さと、XBA-N3が組み合わさった時、ほぼ互角。

とんでもない鮮烈な音が鳴り響きます。

正直、余程強いこだわりがなければ、この状態のA100で満足出来ずにZX507を求める事はないんじゃないか、そのくらいの高いクオリティが感じられました。

すなわち、音がググッと自分の近くで鳴り響き、その音には大変な力強さと厚みが滲み出ている。

ZX507で衝撃を受けたポイントを的確に再現してくれます。

ただし、A100の音の方がちょっと硬いというか...ZX507の方が音がもっとまろやかでアナログ的な優しさがあった気がする。

このあたり、ローカルファイル(ZX507)か、ストリーミング(A100)かの違いも少しあるのかも知れない。

標準音質も、ローカルとストリーミングでは差が感じられたので、ハイレゾもそうなのかも知れない。

買い切りのローカルハイレゾ音源を聴けば、A100はもう少し前進する感触はあるかも。


ウォークマンA100に、XBA-N3はどうなのか?

ウォークマンA100とXBA-N3の組み合わせは凄まじく、いきなりこれ聴いたら(普通の人は)ビビりますよ。

正直、これが手乗りサイズの小さなマシンから出てくる音なのか、実際に聴いているのに、全然信じられない。

そのくらい力強く、時として地震かと思うくらいのパワーです。

XBA-N3をウォークマンA100に接続すると、ただ音楽を聴くというよりも、さらに上の概念「演奏している現場に入って行く」という強烈なイベント性があります。

イヤホンでそんなに変わるわけねーだろと言っている方は、お店とかで試聴できる所もあるので、ご自分のDAPにどうかXBA-N3を装着して聴いて欲しい。

正直、音楽鑑賞の世界観が一変すると思う。

もうその世界に踏み込んでいる達人の方は今さらだと思うけれど...。


↑ウォークマンA100にXBA-N3を接続して、上記の曲を聴きましたが、時として恐怖すらも感じるくらいの生々しく空から降って来るような素晴らしい音です。

もしもこの音で満足できなかったら、それは不幸なのかも知れない...ってくらい、私も含めて一般的な人にとっては、これが最終到達地点で良いんじゃないかと思う...。

ZX507にXBA-N3をバランス接続したらどうなるの?とか、恐怖のホラーキーワードですよ。

その世界に踏み込んでしまったが最後、もう二度と戻っては来られない旅になりそうなので、自制心を最大にして「そっち」には行かないように努めます...