最初に結論を申し上げますと、圧倒的です。
愛用のスマホ「Xperia 10 II」も、さすがソニー製品という事か、素晴らしい音楽機体でもあり、今後とも変わらずDAPとして愛用して行くわけですが...
Xperiaどうこうじゃなくて、ウォークマンはさすが本物のDAPだけあり、音の納得感がただごとじゃない。
音楽が本業ではないスマホと、本機のような真のDAPの間にある、スマホでは超えられない壁をやすやすと超えて来ます。
そもそもイヤホンがハイレゾ非対応でも圧巻の演奏
先日、ご飯食べないで捨て身で貯めたヘソクリを投入し、ハイレゾ対応イヤホンXBA-N3を購入させて頂いたのですが、そもそもこのウォークマンA100は、ハイレゾ対応イヤホンがなくとも、ぶっちぎりの高音質なんです!!
ハイレゾではないイヤホン、MDR-EX650APで十分そのド凄さを体感出来るというか、逆に「MDR-EX650APがハイレゾ対応イヤホンに化けた!?」と思うくらい全域に渡って「本物」の切れ味を見せてくれます。
低音が轟き、しかも美しい!!
驚くのが、低音が大して出てこないと思っていたMDR-EX650APで、低音が轟くんです。
正直ビビります。
それも、うるさくガンガン来るのではなく、ある程度イヤホンの限界か、XBA-N3の感動を知っているからか、若干だけ音が「他人事」的な遠い感じはするものの、問題なく体を包み込もうとせんばかりの轟き。
この「轟くけど美しい」というのは、ウォークマンならではの世界だと思われます。
音は全体的に厚みがあり、全域に渡って聴きやすい。
低音がうるさいとか、高音が刺さるとか、そんなもの存在しない世界です。
これからはこのウォークマンA100が全ての基準になるのかと思うと、皮膚の表面が泡立つくらいの興奮です。
優しく聴きやすく、理想的な音を奏でるDAP
ウォークマンA100で驚くのが、良いも悪いも、そういう事を言う前に、とにかく音が聴きやすくて安心できるのです。
これは、スマホのXperia 10 IIでも持っている美点であり、大変驚いた点でもあるのですが、これはやはりソニーの音作りの哲学のようなものが自分に合っているのか?
どの機材にも必ず神経に引っかかる点はあったんですが、ソニーの機材はそれがない。
極端に高いイヤホンを買わなくとも、MDR-EX650APくらいあれば、ウォークマンA100は大丈夫だと言えます。
さらに、夜とか、落ち着きたい時間は、情報量を少し落としたMDR-EX155も変わらず大活躍してくれそうです。
バッテリーはネットの評価通りもたなそう...
ネットでは異口同音にボコボコ言われるバッテリーですが、さすが先達が苦労しただけあり、確かにこのバッテリーはもたなそうです。
設定作業とか色々やってたからとは思うけど、そんな長い時間でもないのに、なんかバッテリー残量が67%とかになってて「え?! バッテリーの残量が?!」とか顔を突き出して確認してしまった。
Amazon Music HDをフルストリーミングで聴いたら通勤時間帯だけでもガリっと減りそう。
というか、明日フルストリーミングでやってみますね!!
ガラス保護フィルムもケースも到着してないので、外に持ち出すのが怖いのですが、手にしっかり握りポケットには絶対入れないように気を付けます(知らずに落として踏む獄炎地獄行きは避けたいので...)。
音楽専用機の威力はあちこちで思い知ります
ウォークマンA100は、さすがは本物の音楽専用機だけあり、スマホが置き去りにしていたものを全部持っている感じが圧巻です。
アナログのボリュームに匹敵するかというくらい、細かい音量調整が可能。
スマホ(android)だと、音が数段階にしか調整できないので、でかい音、激デカい音、小さい音、みたいに急激に変化するので一度でもウォークマンに慣れたが最後、スマホは戻りにくくなってしまう。
また本体側面に並んだハードウェアスイッチは、画面を消した状態でAmazon Music HDの操作も可能であり、これがやりたかった操作です!!と拳を握りしめてソニーに感謝したくなるです。
音質は、疲れててもとても聴きやすいし、これが欲しかったんだの塊です。
ウォークマンA100があまりにも良くて、後継機がもう欲しくなった!!
ちなみに、ウォークマンA100があまりにも良いので、こんなに良いものの次を見てみたい!!
という事で気が早くも、A100の後継機も既に買いたくなりました。
次も頑張って働いて働いて、世界で一番凄い(※個人の感想です)スマホのXperia 1 III欲しいと思ってましたが、まさかの、ウォークマン連覇になるかも知れません...
