2022年4月10日日曜日

(カメラ)Xperia 1 IIはカメラ専用機としても十分やっていける!! すごいぞ!!

今朝、まだ桜が少ししか咲いていなかったのですが、仙台の三神峯公園に行って本格的にXperia 1 IIをカメラ専用機として運用開始してみました。

先に結論なのですが、Xperia 1 IIの素性はとても素晴らしく、カメラ専用機としても十分にやっていけるのを実感しました。

驚くべきは、今までのモバイルデバイスのカメラが右から左に撃沈されていった「画質以外のカメラとしての快適性」がバッチリ備わっており、まさに破顔一笑でした。


カメラ専用機としての取り回しが一流!!

今までのモバイルデバイスのカメラは、画質うんぬんの前にカメラとしての使い良さが専用機と比較して別世界に劣るという悩みがありました。

Xperia 10 IIがそこを何とかクリアして来たので、これはいけっぞ、そう思ってXperiaに賭ける気持ちになれたわけですが、Xperia 1 IIはその賭けに大勝利という表現がピッタリです!!

もうこうなったら、いきなり、究極の相手「キヤノンの一眼レフ・ミラーレス専用機」と比較してみると、スリープから撮影状態に移行するまでの「起動時間」がそんなに見劣りしない!!

キヤノンの専用機は、スリープから、シャッターボタンを半押しするだけで、たったの0.2秒から0.3秒程度で撮影可能状態になりシャッターチャスを逃しません!!

スマートフォーンにゃ無理だろうと思うと、さすがXperiaのハイエンドたる「Xepria 1 II」ならば何とか行ける。

スリープから、指紋センサーでセキュリティを解除し、立ち上げておいた「フォトグラフィー・プロ(カメラアプリ)」で撮影可能状態になるまで、体感でおよそ1秒程度かな。

キヤノンのカメラみたいな電撃的な速度ではないものの、1秒程度で撮影可能になるのならば、ほぼ問題が無い感じです。

指紋センサーの精度と速度はバッチリで、ここら辺はハイエンドじゃないとなかなかこうは行かないのかな、というところ。

それと、常時テザリングで携行したウォークマンA100をネット接続させ、撮影の間じゅうずっとAmazon Musicでハイレゾ曲を聴きながら、調べ物したり、OneDriveに写真をアップロードしたり、本業のカメラ以外にも様々な作業をバンバン同時にこなし、感動的な活躍でした。

こりゃあ、カメラ専用機は廃れて、スマートフォーンに主流が移るわけだ...というか、これでカメラ専用機が主流のままだったら、そっちの方がおかしいわな、って所まで来てます。


撮影が楽しく、画質もバッチリです!!

Xperia 1 IIはカメラキーのフィーリングも心地よく、初めて銀塩写真からデジカメに完全移行した当時、本来求めていたデジカメってこれだっただなぁという想いがします。

割りと早期に、画質を追求するために、一眼レフに行ってしまったけれど...一眼レフはあくまでも「後出し」の世界だったわけだし...個人的には。

Aというルートに進もうとしたら、Bルートでどんどん進んでしまって、今またAルートに復帰したという感じでしょうか。


↑Xperiaは、ソニーのこだわりで、「ズームレンズ搭載機ではなく、単焦点レンズを交換しながら使う専用機」として成り立っています。

カメラ好きでなければ、何のこっちゃ言われても分からんコダワリなわけですが、ここでカメラマンをふるいにかけるXperiaに痺れます。

あとXperia 1 IIのカメラは、24mmの標準レンズが評判ですが、個人的に多用しているのは望遠の70mmですね!!

70mmの使い良さは本当に凄い。

さらに進化した「Xperia 1 III」だと、さらに105mmも搭載されているので、うお!!!いいじゃん、いいじゃん、とIIIの方にも一気に想いを馳せてしまいますね...15万円するんだけども、ぐおおお。


↑Xperia 1 IIの有機ELモニタは、途方もない精細な高画質を誇っているのですが、その代償として暗いと言われています。

しかし、全く問題ない視認性でした。

むしろカメラ専用機のモニタが、スマートフォーンとは比較の対象にならない、比較するのもおこがましいくらいコストダウンされた貧相品なので、それでずっとやってたらから、Xperiaのモニタは天の恵みですわな。


画質も撮影の楽しさも、何の問題も無く素晴らしいです!!

撮影の楽しさですが、暗所とか条件の悪い場所ではまだ分からないですが、ハイエンドXperiaの意地を見せてくれて、軽快でハツラツとしててとにかく楽しい。

どうしても大きさや重さが気になるカメラ専用機よりも、むしろ優れているのではないかとさえ思えてしまう程です。

今の時点で、カメラ専用機から完全に移行して良しという判断ですが、まぁ、望遠の動体撮影とか、EOS 7Dあたりじゃないとどうにもならない場面も残存するし、適材適所という面はしばらく残るでしょうね。


↑それはともかくとして、Xperia 1 IIは、画質はもう全く文句なしです。

えーーーっ、こんな好みの通りに撮れてしまうのという驚きの方が強いです。

フォトグラフィー・プロにも早くも馴染んできて、16mm、24mm、70mmの単焦点の切り替えタイプのカメラとして、専用機として、全く問題なくやっていけますねこれ。

あと専用機を取り出すと、大なり小なり周囲に緊張が走ったり警戒信号発令みたいな感じになるのが多かったですが、スマートフォーン型のXperia 1 IIだと、めちゃくちゃ普通で誰からも警戒されないので、圧倒的な世界観です。

EF 70-200mm F2.8L IS USM II装着のEOS 7D Mark2どころか、あの小さめのPowerShot G5Xでさえも、持ち歩くと「うわっ、カメラ野郎来たわ...」みたいな冷えた空気になるのが長年辛かったですが、それからも開放された...

このあたりは、カメラマンの宿命的な悩みと悲しさですが(断言)、Xperiaならもうそれも無い...まさに魂まで解放されましたわ!!!!!


↑Xperia 1 II本当に楽しい。

カメラ専用機として十分やっていける事を、ここにさらに重ねて強調したいです。

さらに進化した「III」と、もっと進化する「IV」の発表も控えているので、本気でカメラをスマートフォーンに移行するぞって人には、安心のパラダイスが待ってるかも。