これ、ハイエンドなのに、まさかの小型サイズという途轍もない魅力をぶちこんで来ました...が、最近のASUSの戦略に疑問が...
一機種で全て揃わない分離戦略に疑問
オーバーハイエンドのスーパーマシン「ROG PHONE5」が既にそうなっているのですが、同時に「ZenFone8 Flip」というモデルを発表し、以下のように性能を分散し、両方に勝ち負けがあるようにしちゃってます。
さらにデザインも変えてるため、姿形と性能でも悩ませる事に。
ZenFone8 | Flip |
---|---|
モニタ○(120Hz) | モニタ×(90Hz) |
最大RAM○(16GB) | 最大RAM×(8GB) |
カメラ×(2眼) | カメラ○(3眼) |
パンチホール×(あり) | パンチホール○(なし) |
10万円近く払う高額機なのに、どっちを買ってもどこかに妥協点があるのは、人情として「そういう戦略していいのか?」ってなりますね。
そりゃあすぐに新機種出るから陳腐化は避けられないとは言え、意図的に最初から作られたものは話が違う。
ZenFone8とZenFone8 MINIとかの方がスッキリしてて良かった気がする。
デザインがかなり微妙
テンション下げる事ばかり書いて本当に申し訳ないです。
これも大好きなASUSだからこそ、今後のためにあえて言いたい。
もっと感嘆符を沢山使った記事を書かせていただけたら、幸せなのですが、とてもそうはなれない。
ROG PHONE5の時の戦略が続いているので、これで良しとされると個人の感想としてはマズい。
ハイエンド買うユーザーって、もっと精神的な潤いの部分が重要だと思うので...。
↑あとデザインが、あくまでも個人の感想ですよ?
私は俺はこっちが良いんだという方には本当に申し訳ないです。
個人的にはすごく受け入れにくい。
カメラの部分が真っすぐスッキリしてたら良いのに、こういう四角くて面積が広いやつは、個人の好みとして全くダメなんです。
今までこのデザインやらなかったじゃないか、とガックシ。
ZenFone8 Flipなら今まで通りなのでバンザイなんですが、そっちはそっちでモニタの性能が120Hzではなくて90Hzになるのでこれまた頭をモグラ叩きでボコんとやられる感覚。
↑個人的な厳しい問題は、ZenFone8のモニタです。
いままでに、かたくなに液晶に穴開けてカメラ入れる「ピンホール」に逆らって、フリップカメラとか作る努力してたのに、どうしちゃったの?と半泣きです。
しかも、モニタ120Hz欲しければ、ZenFone8 Flipではなくてこっちを買わないといけない。
幅がXperia 10 IIよりもさらにスリムな68mm台とか素晴らしい点もあるけど、ピンホールは台無し...。
これは個人の感想なので、世の中はもうこれが良いものなんだよ、というお叱りは素直に受けます。
ただ個人的にはアカン。
防水とかスリムとかあるけど...
防水も待望の搭載なんだけど、今回が初めてだと嫌な予感がする。
防水って、ソニーのXperiaみたいに長くやってないと、トラブルの温床になるから付け焼刃だとヤバイと思われる。
けちをつけるわけではないけど、それだけ防水って今までやって来た実績がものを言うので、今回から急にやりました!!というのは疑うわけではないけどそれがあるから買うんだとはいかない。
今世代は、本当にXperiaが素晴らしくて、それは性能のベンチマークとかが高いからじゃない、精神的なうるおいの部分まで含めて決定打を次々に打ち込んで来る圧巻の魅力です。
↑個人的には、どんなにスペックで激負けしてても、ZenFone8よりも、Xperia 10 IIIの方が買いたいです。
ただし、ASUSと異なり、ソニーはXperiaを買うハードルを下げたくないようで、必ずキャリア契約しないと買えないようになってます(今は)。
Xperiaは世界シェア低いけど、こうも買うハードル高いとそりゃそーだろとしか...
そこを突いて来たZenFoneも、買いやすいミドルレンジは撤退し、高いハイエンドのみに...。
何もかも全てうまく行くという事は世の中無いもんすね...