というわけで、今回の記事の主役「Xperia 10 II」は、写真撮影もさることながらビデオ撮影、特に4Kビデオ撮影が一体全体どのくらい出来るものなのか、かなり期待がかかります。
4Kもまともに撮影出来て嬉しいが、ハイエンドスマホの方が適切
いきなり結論から行きますが、4K撮影するのなら、ハイエンドスマホの方が適切です。
ミドルレンジのSoCだと、あからさまに処理能力がギリギリなので、実用は可能であるものの、快適かというと厳しい。
↑4K撮影はそつなくこなします。
画質はかなり綺麗ですが、もともと光学手振れ補正が搭載されていない上に、4Kだと電子手振れ補正も効かないか、あるいはほとんど効果がないか、そのどっちか。
手持ち撮影だと、画角がカタカタ震えるので、最近の大画面なスマホスクリーンで鑑賞しても気になるかなぁというところ。
ただホント三脚は誰にとっても邪魔で悪そのものなので、使う気は全くないので、手持ちだとアナログなブレ補正工夫が必要。
このあたりは、創意工夫精神豊富なハイアマチュアやプロの人の方がこいつの4Kは使いこなせるかというところ。
プロならぬ一般の人が4K撮影を本格的にスマホでしたかったら、正直、ROG PHONEの方が適切だし、使った事ないですがハイエンドXperiaの「1」にすべきでしょうね。
このあたりは、処理能力の問題なので「ミドルでも大丈夫」とは言いにくい部分で、明快にハイエンドの方が適しておりますですはい...
画角は狭くなるが、綺麗で十二分
↑性能はギリギリですが、4K撮影は十分に綺麗で、なんでも魔法のように撮れる事を期待しない、歴戦のプロなら全く気にならず、4Kの美しさを堪能できるのではないかと思います。
なんでも魔法のように撮れないと怒り爆発の人はミドルエンド買うの最初からやめろ!!うるせーわと誰かが言ってました!(by 糸村さん)
それはともかくとして、4Kが普通にスマホで撮れる時代になってて、これは大変やよ。
ただファイルは大変な容量になるので、遥か昔のフィルム代が高かった8mmフィルム時代のように、ワンカットを大切に撮るみたいな文化が復活しそう。
いやもうしてるのか?